ひたすら水泳に打ち込む女性がいる。一ノ瀬メイ、19歳。
生まれたときから、右ひじから先がない。
7歳のころ、本格的に水泳を始めようとスイミングスクールに入ろうとしたが、障害を理由に断れた。
「障害者のイメージを変えたい」気持ちで、近畿大学水上競技部に入部した。障害がある部員の所属は、約30年の長い歴史の中で史上初となった。
リオパラリンピックへの出場では厳しい結果だったが、夢は確実に一つ上がった。「やっぱりこの舞台で活躍してメダルを獲りたい」と決意した。
2020年東京パラリンピックに向けて、彼女はどう成長しどう歩み続けるのか?
19歳美女スイマーに密着する。
2013年木下勲は日本男子バスケトップリーグで初めて現役大学生プロバスケット選手として契約をした。アメリカ~スペインと渡り歩いた孤高の青年が6月末に日本に帰国。日本で新しく始動したBリーグを視野に新しい所属先を探すもどこからも声はかからなかった。そんな中、スペインでの活躍が認められ、新しいチームからオファーをもらう。三度海を渡った22歳は4人一部屋の共同生活をしながら再びバスケを始めた。不安入り混じる新天地で若い原石は輝きを放つのか?
今年6月、サッカー日本代表の山口蛍がドイツからセレッソ大阪に帰ってきた。約半年での古巣復帰で、待っていたのは「甘い」や「ガッカリ」など世間からのバッシング。日本代表ハリルホジッチ監督でさえ「残念でならない」とコメント。
しかし山口蛍はこのどん底から這い上がってみせている。J2で一時、5位と苦しんでいたセレッソを昇格圏内まで引き上げた。
また落選と思われていた2018年ロシアワールドカップアジア最終予選のメンバーにも選出。イラク戦試合終了間際の劇的決勝ゴールは日本中が熱狂した。
バッシングから賞賛へ~一度は消えかけた光が再び輝きだした山口蛍。
セレッソをJ1の舞台へ、そして日本をワールドカップへ。セレッソへの思い、そしてW杯への誓いを伝える!