岐阜・白川郷の茅葺き集落に欠かせない「茅」を生産する、静岡県の生産者
先人の知恵が詰まった屋根「茅葺き屋根」。
その屋根に欠かせない材料である「茅」はかつて、
それぞれの地元で調達し
利用していた。
しかし、現在はその茅が収穫できる場所は日本でも数箇所しかなく、
その一大産地が静岡県の御殿場市にあった。
集落で代々続く仕事を受け継ぐ一人のキーパーソンを、俳優の金子貴俊が訪ねる。
番組のみどころ
現在日本で登録されている「世界遺産」は21(2018年5月現在)。 「百舌鳥古市古墳群」が大阪初の世界遺産となるか 注目を集めるほか、東京五輪も2020年に控え、 国内外から“ニッポンの世界遺産”への注目度は益々上がって いくと思われる。 番組ではそんな日本の世界遺産の中でも、建造物に注目。 世界遺産建造物の美しい造形をたっぷり見せるだけでなく、 その建造物を陰で支えている、知る人ぞ知る “キー パーソン”の仕事に密着!訪ねるのは、 キーパーソンと同世代の出演者。
岐阜・白川郷の茅葺き集落に欠かせない「茅」を生産する、静岡県の生産者
先人の知恵が詰まった屋根「茅葺き屋根」。
その屋根に欠かせない材料である「茅」はかつて、
それぞれの地元で調達し
利用していた。
しかし、現在はその茅が収穫できる場所は日本でも数箇所しかなく、
その一大産地が静岡県の御殿場市にあった。
集落で代々続く仕事を受け継ぐ一人のキーパーソンを、俳優の金子貴俊が訪ねる。
徳川家康公が祀られている日光東照宮は、
その姿を後世に残していくため長い時間をかけて大修復が行われている。
色鮮やかな社殿を再現するための「漆塗り」は、中でも重要な作業。
そこで熟練の漆塗りのワザを持つキーパーソンと、
漆塗りに欠かせない道具「刷毛」を作るキーパーソン、
その2人を、同世代の清水国明が訪れる。
数ある京都の世界遺産建造物。
その造形美に魅了される人々で賑わう京都の社寺の中でも、
古都ならではの建材がある。それは、「土」。
豊臣秀吉が京都御所のすぐそばに建てた「聚楽第」の跡地周辺でしか取れない、
良質な土が、西本願寺や二条城などの土壁に欠かせない材料として使われている。
希少かつ機能性に優れる土を守り作り続けているキーパーソンを、
同世代の秋野暢子が訪ねる。