

助産師の資格を持った人が、10床未満のベッド数で入院・分娩の設備をもって開業している施設で、全国に442カ所あります。
医療の介入がなく、家庭的な雰囲気の中、希望のスタイルで自然な出産をすることができます。ただ、助産院には医師が常駐しておらず、帝王切開や麻酔による無痛分娩はできません。
診察等で医療行為が必要な場合は、助産院が嘱託する医師・医療機関によって行われます。
番組の舞台となる高杉助産院には、妊婦さんはもちろん、 近所の人から育児に悩むお母さんまで、さまざまな人が訪れます。 そこはまさに“駆け込み寺”のような存在で、どんな人にも、 高杉さんは真正面から向き合います。 数々の経験をしてきたからこそ重みのある、 高杉さんの一言一言に注目してください。
夫と暮らす異国の地で念願の子どもを授かり、出産のため日本に帰ってきたビートルス平田裕賀子さん。 かねてから“自然なお産”を求めていた中で、高杉さんと出会いました。日に日に高まるお産へのプレッシャーに、体調面での不安も…。無事に出産できるか、誕生のその瞬間までカメラは密着しました。