元京都大学アメリカンフットボール部監督、水野彌一(みずのやいち・73歳)。
京大監督時代は大学王座決定戦の甲子園ボウルで6回、
社会人と日本一を争うライスボウルでは4回優勝している押しも押されもせぬ名監督。
大学アメフト指導の第一線を勇退した彼はその実績と手腕を買われ、
今年5月開催の第1回大学世界選手権の日本代表監督への就任が決まっている。
そんなカリスマ的名将が今指導しているのは
大阪にある追手門学院高等学校アメリカンフットボール部。
1968年の創部以来、優勝経験のない彼らに水野は体ごとぶつかっていく。
50以上歳の離れた高校生はそんな水野についていけるのか?
今時の高校生に対する水野の苦悩とは?
73歳が何を目標に、何を若人に伝えていくのか?
歳はいい訳にならない。
限界をつくらず、「やると決めたらやる」。
この番組はアメリカンフットボールを通じて
“勝てる人間"を育てることに情熱を燃やす男の挑戦の記録である。