2月5日(土) よる7時45分〜放送

大阪府立体育会館第1競技場から生中継

見どころ

悪夢のチャンピオン陥落から9ヶ月。“侍”名城信男が、満を持して世界タイトルマッチのリングに帰ってくる。
対するはメキシコのトマス・ロハス。プロとしての戦績は34勝(23KO)12敗1分けと負け数の多さが目に付くものの、174センチと長身のサウスポーからブンブンと繰り出す強気のパンチは、強気で鳴らす名城といえ脅威になりそうだ。
とはいえ分は挑戦者・名城にある。ロハスはボディを打たれると意外なほどの脆さを見せる。顔面のタフネスもそれほどではない。序盤から飛ばして先手を取れば、必ず攻略の糸口が見つかるはず。KO勝ちによるタイトル奪取も十分にありうる。
勝てば名城にとって3度目のスーパーフライ級王座獲得。同一階級3度目の制覇は、日本人では輪島功一、辰吉丈一郎に続く快挙だ。
名城にはどうしても勝たねばならない訳がある。
1月12日に待望の第一子が誕生した。強面(こわもて)の名城とは違い、とても可愛い女の子だ。我が子がこの世に生を受けた最初のタイトルマッチに、黒星を付ける訳にはいかない。そして頑張った夫人のためにも。

ゲスト
: 長谷川 穂積 (WBC世界フェザー級チャンピオン)
解説
: 徳山 昌守 (元WBC世界スーパーフライ級チャンピオン)
実況
植草 結樹 (テレビ大阪アナウンサー)
リポート
酒井 健治 (テレビ大阪アナウンサー)