黒潮の恵み豊かな串本の海
さまざまな命を育む、まさに母なる海だ。
この季節、マリンブルーの海に帰ってくるのがクジラだ・・・
見るものを圧倒する存在感何ものにも動じることなく悠然と泳ぐマッコウクジラ
この出会いは、感動だ・・・
巨岩(きょがん)が連なることでも知られている串本。
中でも絶景が・・・
弘法大師の伝説が残る橋杭岩(はしくいいわ)だ。
天の邪鬼(あまのじゃく)と、一晩で橋を架ける競争をした弘法大師
日が暮れると山から大きな岩をひょいと担いできて海に立てた。
またひょいと担いできては、立てる・・・
これでは負けると思った天の邪鬼は、鶏(にわとり)の鳴きまねをした。
夜が明けたと勘違いした弘法大師。
橋は完成せず杭だけが残ったという。
石は昔から建材としても多く使われてきた。
最近では塗るだけで、その風合いをかもし出す塗料も開発されている。
石やレンガのもつ自然の色合いを表現しているのは、実は様々な色の粒子。
多彩だからこそ、深く趣のある色が生まれるのだ。
重厚感に加え、ぬくもりや落ち着きを与える石その魅力は永遠だ・・・