日本海に面し、昔から港町として発展してきた舞鶴市
旧海軍の遺産が点在するノスタルジックな町として知られている
今も海上自衛隊の基地があり、桟橋では、護衛艦などを間近に見ることもできる。
実は舞鶴は、平和のありがたさ、大切さを伝える町
人々のあふれる涙とともに、終戦と向かい合った町なのだ。
そう、ここは、「岸壁の母」で知られる引きあげのまち、
帰らぬ息子をいつまでも待ち続ける、母の祈りの涙。
ようやく再会を果たした家族や恋人たちの熱い涙、
この町は、色んなドラマを見守り続けてきたのだ。
この町に残る赤レンガの倉庫も、明治・大正に建てられた旧海軍の建物だという。
1世紀以上の時を経てなお、味わい深い美しさを保つレンガの建物
レンガの魅力・・・
それは焼き物が持つ暖かさそして、日によってかわる表情の豊かさではないだろうか。
そんなレンガの質感を再現できる塗料があるという。
秘密は多彩な色の粒子レンガ独特の風合いを見事にかもしだす。
どこか懐かしく、それでいて新しいレンガ造りの建物への憧れを、現実のものにしてくれる。