白壁や格子窓の商家、なまこ壁の蔵
どこかなつかしくやさしい昔ながらの街並み旅人の郷愁を誘う。
豪壮な蔵屋敷は、米や綿花で富を得た商人のもの。
かつて倉敷川は、その荷を運ぶ大小の船が、ひっきりなしに往来し賑わったという。 そして、今・・・

倉敷川は、ときめく心にほほを染めた花嫁を運んでいく
川面を渡る風も、船頭がこぐ櫓の音も、若い二人の門出を祝うかのように軽やかだ。
町を見上げながらゆったりと行く渡し舟この町には四百年の時に磨かれた上質のぬくもりが漂っている。

夜、町が静かにうかびあがる。
眺めているだけで、こころがほどけていくようだ。

倉敷の町を彩る漆喰美しい白色に加え湿度の調節機能にも優れている。
装飾性と実用性今その二つを兼ね備えた漆喰の魅力が見直され、ローラーで簡単に塗ることができるものが人気だという。

まさに、温故知新・・・

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