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今週の風景

第1回 2010年4月6日(火)放送 桜の似合う城/姫路城(兵庫県)

播州平野(ばんしゅうへいや)の中心にそびえ立つ壮麗(そうれい)な城それが、国宝姫路城

今週の風景その1

天を舞う白鷺(しらさぎ)のように見えることから、別名白鷺城ともよばれているこの城その歴史は遠く鎌倉時代に始まる。 西国(さいごく)の軍勢が攻め入るのを防ぐ砦(とりで)として築かれ、 その後、軍事的・芸術的にもっとも完成された文化財として 法隆寺とともに日本で初の世界文化遺産にも登録された姫路城。

戦国の世から、江戸、明治に至るまで、華麗(かれい)な城の奥では 壮絶(そうぜつ)な人間ドラマが繰り広げられていたに違いない… しかし、城はあくまで美しい。 特に春…城は、さらに輝きを増す。

今週の風景その2
今週の風景その3

姫路城の美しさを生み出しているのが、純白の壁と漆黒(しっこく)の屋根の調和

豆知識

豆知識その1

姫路城がほこる純白の城壁(じょうへき)は、耐火性(たいかせい)にも優れた日本伝統の仕上げ材、漆喰・・・ 匠の手で塗り込められた壁は、年月を経てますます味わいを増す。

「漆喰」今、その優れたデザイン性に注目が集まり、壁紙の上から塗れるものも開発され、 住宅のインテリアとしても活用されている。
漆喰…それは、時を超えて、人々を魅了する…。

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