2008年12月29日(月)
ネパール山村の少女たちに教育を!
~NPO法人日本ネパール女性教育協会~
女性は労働力であり、ろうどうりょくとなる子どもを産むのが仕事という考え方が、今も根強く残っているネパール。
特に農村部の少女たちは農作業、水汲み、草刈り、家畜の世話などに追われ、学校にも満足に通うことができません。
そんな少女たちの現状を知って、日本の大学教授が学生や仲間と立ち上げたのが、NPO法人日本ネパール女性教育協会
女性に教育は必要ないという意識を変えるためには、どうすればいいか・・・
そこで考えたのが、女性の教員を増やすことでした。
協会は、歩からという町の女子大キャンパスに学生寮を設立。
少女たちを受け入れ、教員として養成をはじめたのです。
それから二年、今年はじめて卒業生を輩出。
教員として、ふるさとの村での活躍が期待されています。