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2008年12月12日(金)
一冊の本から広がる明るい未来
~ラオスのこども~

東南アジアの国のひとつラオスに、ある少女が暮らしていました。
縫製を学んでいましたが、教わったことをノートに書き留めることができません。
小学校で習った読み書きを忘れてしまっていたのです。

30年ほど前、ラオスでは首都ビエンチャンでも、国立図書館と国営書店が1軒あるだけで、子どものための本などありませんでした。

本に親しむ機会がないために、学校を卒業し何年か経つと、せっかく覚えた文字を忘れてしまう子どもがたくさんいました。

現在も地方の村ではその状況が、ほとんど変わらないといいます。

そこで立ち上げられたのがNPOラオスのこども
読書習慣の普及をめざし、村々に本を届けるなど様々な活動を行なっています。