ボランティア21

2008年6月6日（金）
飽食時代のボランティア
～フードバンク関西～

飽食の時代。様々な種類の食品が溢れかえる現代の日本。その豊かさの影には、毎年１千万トンを超える量の食品が廃棄されるという現実があります。

そんななか、現代の食文化を見直し、食品の有効活用を目指すＮＰＯが、兵庫県芦屋市に誕生しました。ボランティアスタッフは、中身ではなく包装のみに問題のある商品といった、販売することはできなくてもまだまだ食べることができる商品を企業から受け取り、それを資金的に困窮している福祉施設などへ無償で提供しています。

飽食の時代に生まれた、「フードバンク」と呼ばれる草の根のボランティアを追いました。