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2007年8月3日(金)
「盲目の母の挑戦・・・」
~てんやく絵本ふれあい文庫の活動~
視覚に障害がある親が、子どもに絵本を読み聞かせることができるように、新しいカタチの絵本を開発し、その制作と全国に無料貸し出しを行っているボランティアグループがあります。

それが「てんやく絵本ふれあい文庫」 22年前、このグループを立ち上げたのが岩田美津子さん。 夫婦共に目が不自由な岩田さんは、1歳半のわが子に絵本を読んでとせがまれた時に考えました。 目が見えないから絵本を読んではやれないと立ち止まるのではなく、何か方法はないかと・・・そこから岩田さんの挑戦は始まりました。

試行錯誤を繰り返して完成したのが、絵に塩化ビニール製のシートをはり、その手触りでカタチがわかるようにし、さらに文章を点字にしたてんやく絵本 母と子の絆を深めるのに役立っています。