TVO テレビ大阪

テレビ大阪Top PCサイト
2006年5月19日(金)放送
「希望を我が家に、ケニアのエイズ問題と向き合う」
~トゥマイニ・ニュンバーニ~
春、賑やかな大学のキャンパスで新入生たちに熱く語りかける人たちがいました。大阪外国語大学の学生で結成されたボランティア団体、トゥマイニ・ニュンバーニのメンバーです。会の名前は、スワヒリ語で「希望を我が家に」という意味です。

アフリカ東部の国、ケニア。人口は3200万人、国連の統計によると、2001年のHIVエイズ感染者数は南アフリカ、インド、ナイジェリアに次ぎ世界で4番目。エイズ問題が深刻化しています。トゥマイニ・ニュンバーニは、ケニアでエイズに苦しむシングルマザーの支援を行っています。学生たちは、年に数回長期休暇を利用してケニアを訪れ、様々な活動を行っています。

若い彼らの目に映ったケニアの現実。それは日本とは全く違う過酷なもの・・・自分たちには何ができるのだろうか?大学で誕生した小さなボランティア団体、手探りの取り組みを取材しました。