2006年4月14日(金)放送
「国境を越えて…難民から届くメッセージ」
タイと旧ビルマ、ミャンマーとの国境で今も多くの難民が暮らしていることをご存知でしょうか?
軍事政権からの分離独立を求める少数民族や民主化運動に関わる人々が国を逃れビルマ難民となり、国境に点在する
難民キャンプで先の見えない生活を続けています。その数は15万人とも言われています。
今年2月、大阪のボランティア団体BRCJに数点の水彩画が届きました。難民キャンプの子どもたちを描いたものです。
作者は難民の画家マウンマウンティンさん。ビルマ難民の存在を世界に知らせたいとBRCJに絵を託しました。
国境から届いた絵に込められたメッセージをどう伝えればいいのか?
番組では絵画展開催までの準備から当日の様子を取材、BRCJメンバーたちの奮闘ぶりをお伝えします。日本では語られる機会の少ないビルマ難民の現状とは?
絵を見た人たちが受け取ったメッセージとは一体どんなものだったのでしょうか…?