TVO テレビ大阪

テレビ大阪Top PCサイト
2006年2月3日(金)放送
「アジアからのSOS」
~子どもたちは今~

インド洋大津波やパキスタン大地震。このところアジアでは大きな災害が頻発しています。多くの日本人が緊急支援には目を向けるものの、その後の復興支援については何も知らないのが現状。特に、社会的弱者である子供たちには、現地のニーズに基づいた息の長い支援が必要なのです。

パキスタン大地震の被災地では、両親や兄弟5人を一瞬にして失い、なおも「家族のそばを離れたくない」と崩れた自宅前を動こうとしない幼い3人姉妹の姿がありました。
都市部と農村部の経済格差が広がり、それが教育環境の格差にまで影響を及ぼしているインドでは、70%の子供たちが教育を受けることができません。その結果、自分の年齢さえ知らずに安い賃金で強制的に働かされる児童労働が問題化しています。

アジア・太平洋地域のMGOネットワークと日本を結び、現地の人たちの自立を支援するアジアボランティアセンターには、アジア各地のカウンターパートNGOから現地の最新情報が集まってきます。それを受けて行われる様々な活動の中から今回は「子供たちのSOS」に焦点をあててみました。