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2006年1月20日(金)放送
「もうすこしの援助・・・」
~レスパイト施設「コンビニハウス」~
障害がある人を朝から晩まで、介護や介助をしている家族たち、特にお母さんたちには、大きな負担がかかっています。

そこで、一時的に介助を引き受け、家族の負担を少しでも軽くしようと考えて設立された施設がコンビニハウスです。コンビニエンスストアのように、24時間、いつでもサービスの利用や申込みを受け付けますというメッセージを込めて、「コンビニハウス」と名づけたこの施設を立ち上げたのが、大川美智子さんと娘さんの市江由紀子さんです。
幼い頃、筋ジストロフィーという難病を発症した由紀子さん彼女と寄り添うように生きてきた大川さんは、障害者を抱える家族の思いを誰よりも知っていました。だからこそ、日々の介護に追われ、疲れ果てている母親の姿に心が痛んだのです。また、どんな障害があっても、地域で生活したいと希望する人たちの思いは、由紀子さん自身の願いでもありました。

障害がある女性と、その母が立ち上げたコンビニハウスは、たくさんの人の善意に支えられながら、レスパイト施設として、また障害者の自立支援の場として、活用されています。