2005年7月8日(金)放送
「心とからだを元気に！」
～注目の障害者スポーツ、マインドエアロビクス～
「心とからだを元気に！」
～注目の障害者スポーツ、マインドエアロビクス～
障害がある人たちや障害児のために，大阪府に暮らすある主婦山本富子さんによって考案されたエアロビクス・・・それがマインドエアロビクスです。
もともとは知的障害者のために始めたものですが、現在では寝たきりのお年寄りや、重度の身体障害者の方たちにも指導を行っています。２００３年にはＮＰＯ法人にも認められ、現在大阪府下５０ヶ所で、山本さんを中心に１５人のインストラクターが活動障害者だからといって、隅で小さくなっているのではなく、周囲に協力の声をかけながら、彼らが地域の中でいきいきできる手段としてマインドエアロビクスを広めていきたい・・・そう明るく語る山本さんですが、これまでの人生は決して平穏なものではありませんでした。
長男が４歳でヘルペス性脳炎を患い、脳に思い障害を負い、その後母と父が相次いで病に倒れるなど、看病と介護の日々を送ってきたのです。うつ病になり、自殺を考えたこともあったという山本さんしかし彼女は様々な苦難を乗り越えて、今仲間と共に、マインドエアロビクスの普及に取り組んでいます。今回はそんな山本さんの人生を振り返りながら、マインドエアロビクスとはなにか・・・
６月中旬に大阪府内で開催された大会の模様と共にご紹介します。