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2005年3月25日(金)放送
「もっと伝えたい!」
~紙による情報バリアフリー・日本視覚障がい情報普及支援協会~

現在日本に30万人にものぼると言われている視覚障害者のおよそ1割しか点字が読めないのをご存知ですか?

視覚障がい者のおよそ70%は中途失明者しかもその多くは高齢に伴う疾患、例えば白内障や糖尿病などが原因で視力を失っています。高齢や中途失明では、点字の習得はかなり難しいために、日常生活における情報入手には、肉親やボランティアに頼るしかないのが実状です。目の不自由な方たちに、もっと情報を伝えたい・・・

そんな思いで開発されたのが、視覚障害者活字文書読み上げ装置「スピーチオ」。紙が話す・・・この装置は世界からも注目を集めているといいます。

そこで、今回はこの画期的な装置を開発し、普及に取り組んでいる日本視覚障がい情報普及支援協会(JAVIS)の活動をご紹介します。