2005年2月8日（火）放送
「子どもの笑顔、守りたい～カンボジア・農村自立への取り組み」
「子どもの笑顔、守りたい～カンボジア・農村自立への取り組み」
１９７０年代、内戦から逃れようとカンボジアから多くの人が隣国タイへと逃れました。難民キャンプという厳しい環境下で、ともすれば忘れられてしまいがちなのが幼い子どもたちの存在です。ＣＹＲは彼らが人間らしく暮らせるようにと難民キャンプで活動を始め、現在はカンボジアの農村を中心に保育所の運営を行っています。子どもたちへの支援と同時に、内戦で途絶えかけた伝統的な織物技術を復活させる取り組みも始めました。美しい絹織物が日本に届けられ、その売り上げは村の女性の自立のために使われています。カンボジアに滞在し支援を続ける関口さんが語る、必要とされる支援とは？現地の保育所を訪ねた保育士が感じたこととは・・・？日本でＣＹＲを支える人々の姿を交えながらカンボジアの未来を担う子どもたちに必要な支援のあり方を考えます。