遠出をしなくても、通勤電車の窓からのぞくいつもの川や海で釣りは十分楽しめる。そんなお散歩気分の手軽な釣りを紹介。
神奈川県小田原市酒匂川。住宅街の真ん中を流れる、どこにでもあるようなこの川は、村越正海が幼い頃から様々な釣りをして、親しんできた遊び場だ。
7月下旬、酒匂川河口に村越の案内でSFAの高槻慧、山脇愛子がやってきた。まずは延べ竿で手長エビやハゼを狙う。普段ルアーフィッシングをやっているという高槻と山脇。延べ竿にはとんと縁がない。村越に教わりながら竿や仕掛けを準備。仕掛けは0.8号の道糸にヨリモドシとガン玉、そしてハリス付きのエビ針やソデ針2号をつけたいたってシンプルなもの。
手長エビは水際の石の隙間に潜み、エサのミミズを垂らすとヌーと近寄ってくる。そして両手のハサミでエサを掴み、しごくように口元へ運ぶ。そのためアタリがあったからといって、即アワセは禁物。高槻と山脇はなかなかコツが掴めずバラシ連発。が、次第に慣れてきて手長エビをゲット。
午後、3人は上流でウキ釣りを楽しむ。手長エビの仕掛けにウキをつけたこれまたシンプルな仕掛けで、クチボソやヤマベ(オイカワ)、マブナを釣る。
2日目は、伊豆半島川奈の磯に出かけムラソイを狙う。タックルはスピニングリールとロッド、そして8lbのラインにジグヘッドを直結しワームで釣る。
ムラソイは岩陰にじっと潜み、足首程度の水深で釣れる。
そんな浅い水深で釣れるのか?半信半疑だった高槻と山脇だったが、岩陰に竿を突っ込みワームをチョンチンと動かすと直ぐに食いついてきた。
午後は再び酒匂川へ戻り、毛鉤のヤマベ釣り。川の流れにまかせて仕掛けを張りながら流すと、パシャパシャとヤマベが毛鉤に飛び出す。艶やかな婚姻色のオスも釣れ、その美しい姿に高槻と山脇はしばしウットリ。
夏休みに家族で遊べる簡単な釣りを教えます。
場所/ポイント | 神奈川県小田原市酒匂川 静岡県伊豆半島 |
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出演者 |
村越 正海(むらこし せいかい) 山脇 愛子(やまわき あいこ) 高槻 慧(たかつき さとし) |
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タックル図 |
----- 使用タックル -----
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