2009年8月8日

夏休み!身近な川や海でお散歩フィッシング

遠出をしなくても、通勤電車の窓からのぞくいつもの川や海で釣りは十分楽しめる。そんなお散歩気分の手軽な釣りを紹介。

神奈川県小田原市酒匂川。住宅街の真ん中を流れる、どこにでもあるようなこの川は、村越正海が幼い頃から様々な釣りをして、親しんできた遊び場だ。

7月下旬、酒匂川河口に村越の案内でSFAの高槻慧、山脇愛子がやってきた。まずは延べ竿で手長エビやハゼを狙う。普段ルアーフィッシングをやっているという高槻と山脇。延べ竿にはとんと縁がない。村越に教わりながら竿や仕掛けを準備。仕掛けは0.8号の道糸にヨリモドシとガン玉、そしてハリス付きのエビ針やソデ針2号をつけたいたってシンプルなもの。

手長エビは水際の石の隙間に潜み、エサのミミズを垂らすとヌーと近寄ってくる。そして両手のハサミでエサを掴み、しごくように口元へ運ぶ。そのためアタリがあったからといって、即アワセは禁物。高槻と山脇はなかなかコツが掴めずバラシ連発。が、次第に慣れてきて手長エビをゲット。

午後、3人は上流でウキ釣りを楽しむ。手長エビの仕掛けにウキをつけたこれまたシンプルな仕掛けで、クチボソやヤマベ(オイカワ)、マブナを釣る。


2日目は、伊豆半島川奈の磯に出かけムラソイを狙う。タックルはスピニングリールとロッド、そして8lbのラインにジグヘッドを直結しワームで釣る。
ムラソイは岩陰にじっと潜み、足首程度の水深で釣れる。
そんな浅い水深で釣れるのか?半信半疑だった高槻と山脇だったが、岩陰に竿を突っ込みワームをチョンチンと動かすと直ぐに食いついてきた。

午後は再び酒匂川へ戻り、毛鉤のヤマベ釣り。川の流れにまかせて仕掛けを張りながら流すと、パシャパシャとヤマベが毛鉤に飛び出す。艶やかな婚姻色のオスも釣れ、その美しい姿に高槻と山脇はしばしウットリ。

夏休みに家族で遊べる簡単な釣りを教えます。


詳細情報

 
場所/ポイント 神奈川県小田原市酒匂川
静岡県伊豆半島
出演者 村越 正海(むらこし せいかい)
山脇 愛子(やまわき あいこ)
高槻 慧(たかつき さとし)
タックル図
----- 使用タックル -----
竿 小継清瀬硬調21SC (手長エビ、ハゼ、ウキ釣り) 早霧硬調54MC、45MC (毛鉤) クロスビート762MLFS (ムラソイ)
リール

レガリス2506