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2008年1月5日
 
 
激闘!マレーシアロンピンのセイルフィッシュ
〜 マレーシア・ロンピン 〜






  マレーシア・マレー半島の東海岸ロンピンは、セイルフィッシュの数の多さで世界中のアングラーから注目されている。2週連続に渡り、海のルアーフィッシングのパイオニア・村越正海がセイルフィッシュに挑む。

 









 第1弾は、ライトラインのエサ釣り。1号のPEライン、約6kgのものをぶら下げると切れてしまう糸で、30kg以上の魚を狙う。しかもタックルは、湾内でシーバスやタチウオを釣るためのベイジギングタックル。村越曰く「セイルフィッシュは究極のベイジギングターゲット」。








 
セイルフィッシュはカジキの一種で、扇状に背ビレが拡がり、ヨットの帆(セイル)を思わせることからその名がついた。時折見せるジャンプは優雅で迫力満点。魅力溢れる魚である。






  サビキ釣りでエサを確保した後、セイルフィッシュのポイントへ向かう。鳥山が魚の居場所を教えてくれる。最初はスピニングタックルで狙う村越。ネムリ針にエサを掛け投入、しばらくすると黒い影が現れエサを食う。十分加速させてからタイミングを見計らって一気にアワセを入れる。針掛りさせることはそれほど難しくない。勝負はここから。何しろラインは1号。切れるか切れないかのギリギリのやり取りが続く。やがて魚がボートに際に寄ると、ガイドのラム・チュン・ミンさんがリーダーを手繰りくちばしをキャッチ。およそ30キロのセイルフィッシュだった。







  次はいよいよベイジギングタックル。ライン強度はもちろん、ロッドのパワーの限界を超える魚。アングラーの経験と技量が試される。


  新春特別企画。ド迫力のセイルフィッシュ!!お楽しみに。 





● 出演者: 村越 正海(むらこし せいかい)

● 取材地連絡先: (株)フィールドゲート
03-5825-8186