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2005年11月19日
 
 
宮城県・松島のロックフィッシュゲーム
〜 宮城県 奥松島 〜


今回のThe Fishingは、宮城県にある日本三景の一つ松島でのロックフィッシュゲーム。

ここ数年。東北エリアを中心に大ブレイクいている釣りだ。ロックフィッシュとは、 根魚のこと。アイナメやメバル、ソイがメインターゲットとなる。


10月下旬。1人のアングラーが、この地を訪れた。ソルトルアーフィッシングのパイオニア・村越 正海だ。村越は、早くからこの釣りのおもしろさを伝えてきた一人である。出船場所で地元のアングラーである大橋 永嗣と合流する。彼は、この釣りの名人で、村越もここに来ると彼と釣行を共にするという。

挨拶もそこそこに出船。大橋によると、今年は水温が高めのため、全体的に根魚が遅れているという。でも最近、じょじょに本来の食いを見せているそうだ。期待はもてる。ポイントは松島湾の奥に位置する島まわりをせる。水深は10m前後とかなり浅い。午前7時実釣スタート。使用ルアーはプラグではなく、ワームを使う。ワームをハリにつけ、その上にシンカーをつける。バスフィッシングなどでよく使う釣り方だ。

実釣開始から2時間。なかなか釣れない。村越も少し困った表情。アタリはくるがハリがかりしないのだ。
何度アワセても乗らない。時間だけが過ぎていく。釣れないのか?そう思われた直後、村越のロッドが大きくしなった。明らかにハリがかりした。サイズもよさそうだ!魚も首をふって暴れまわる。果たして本命か?そして、サイズは?

● 出演者: 村越 正海(むらこし せいかい)
大橋 永嗣(おおはし ひさつぐ)

● 取材地連絡先: Matsushima Seanet
(080)5225-4456

● タックル: 図をクリックすると拡大版が表示されます。

----- 村越 大橋 使用タックル -----
ロッド ソルティストHRF702HMHB
リール ソルティストHRF
ライン HRFプラズマライン14 16 20lb
タックル図
拡大図はこちら
水野裕子 釣り界噂のアイドル候補とヤリイカ釣り
〜 神奈川県横須賀市・長井漆山港 〜
釣り専門誌「週間釣りニュース」を見るゆうちゃん。読者からの投稿コーナーに色々な魚を釣って毎週のように出ている子がいる。小6の女の子。写真で見てもかなりカワイく、ゆうちゃん「気になる〜」。そこで今回は彼女が行くと聞きつけた長井漆山港へ行ってみた。

いたいた。「こんにちは」とゆうちゃんご対面。噂の彼女は美和ちゃん。彼女が釣りをするようになったきっかけのお父さんも来ており、3人は乗合船で今が旬のヤリイカ釣りへ。

さっそく釣り上げた美和ちゃん。腕はなかなかのようだ。そしてゆうちゃんも釣り上げ始めた。良型もまじる。

美和ちゃんは月に2〜3度のペースで釣りに行っている。お父さんが大の釣り好きで、美和ちゃんも小1で釣りを始めた。家でお父さんと仕掛けを作って釣りに出かけ、釣行記を書いて専門誌や所属しているダイワヤングフィッシングクラブのフォトダービーに出している。お父さんも娘と一緒に釣りが出来て嬉しそうだ。

順調に釣り上げていく2人。ちょっと厳しい時間帯はお父さんからアドバイスが入る。基本的には美和ちゃんに自由に釣りをさせているが、こういう時は絶妙のタイミングで横に立つ。

ヤリイカ釣りには釣ってすぐ船上干しにしたり、かかってきたサバを干物にしたりする楽しみもある。

たくさん釣れ、楽しいヤリイカ釣り。ワイワイやっている間に沖揚がりの時間が来た。特に船ではまだまだ少ない女性だが、美和ちゃんのような子もいて、今後が楽しみだ。女性と釣りが出来てゆうちゃんもとても楽しかったよう。さて美和ちゃん、今後はゆうちゃんの存在を脅かす「釣り界のアイドル」になるかも…。

 
水野裕子のフィッシングロケ日記 2005年11月放送分
野口美和ちゃんという、小学校6年生の大変素敵な女の子にご一緒していただきました。

6年生に見えないほど落ち着いて、しっかりしていて、かわいいと、何拍子もそろった女の子でした。

釣りも上手で、手返しは早く、仕掛けがからまれば自分で直します。なかなか釣れない時間帯もあったのですが、そんな中でも釣り続けていましたから、本当に好きなようです。

何よりも、小学校6年生の女の子というと、微妙なお年頃ですが、お父さんと2人で出かけられるなんてうらやましかったです。これから中学、高校生になってもお父さんとこうして釣りに行きたいとのこと。素敵な親子関係を築く上で、釣りはいいコミュニケーションの場になっているんですね。この年頃でしたらパンツを一緒に洗わないでとかということもありますが、自分を振り返っても、釣りの時はお父さんと気兼ねなくしゃべっていたことをふと思い出しました。

共通の趣味で親子が楽しく時間を共有できるのはほのぼのとして、素敵です。それは家庭での話題になるでしょう。そして例えば休みの日は家族がばらばらになってしまうことも多いものですが、お父さんと娘さんが自然の中で生き物にふれ、楽しく会話をでき、ちょっとライバル心をいだいたり、教えてもらったりする、いい親子の関係をかいま見れ、すごくうらやましかったです。