3月26日(日) 放送
大実験!インスタントラーメンは手作りできるのか!?
世界ではじめて作られた、お湯をかけるだけですぐ食べられるチキンラーメン。
チキンラーメンのようにインスタントのラーメンは自分で作れるのか大実験！
- 手作りインスタントラーメンを作ってみるものの、中華麺とは程遠いものに・・・
中華麺に欠かせないあるものとは！？ - 中華麺に欠かせないあるものとは、「かんすい」です。かんすいにはアルカリ成分が含まれています。
- これを小麦粉などの材料と混ぜることで、中華麺独特の風味や食感が生まれるのです。
- さらに、小麦粉のフラボノイドという色素と反応して黄色くなります。
- できた麺を、インスタントラーメンにするために乾燥させる方法とは！？
あらゆる手段で大実験！ - まずは、麺の水分を飛ばすために、ドライヤーの温風で温めてみると、
- 水分が飛んで乾燥した状態になりましたが、お湯で戻して食べてみると乾燥にムラがあり、固いところや柔らかいところなど、食感がバラバラになってしまいました。
- そこで、麺を油で揚げてみることに・・・
- すると、麺の中にある水分が油の熱で一気に蒸発し、多くの穴ができました。
熱湯をかけると、その穴にお湯が入り、短い時間で麺にもどり、大成功！ - このようにして、麺を油で揚げて乾燥させることを「瞬間油熱乾燥法（しゅんかんゆねつかんそうほう）といいます。
- これは、チキンラーメンを作った日清食品の創業者である安藤百福さんが考案した方法で、お湯を注いですぐ食べられ、長期保存もできるすごい発明となったのです。
- 麺の味付けは、どのタイミングが一番よいのか！？
- 麺の味付けをするタイミングは、麺を油で揚げる前で、この時、麺はゆでるより蒸した方が、味がより染み込みます。
- 蒸した麺に、しょうゆ、砂糖、鶏がらスープの素で作った調味料をからませ、
- 味を逃さず、油で一気に揚げると、チキンラーメンのような味付け麺が完成します。
- 協力先
- 為後左依（料理研究家）
- インスタントラーメン発明記念館
