3月5日(日) 放送
フクロウってすごい!
驚きの能力 大実験
“森の賢者”とも呼ばれるフクロウ!
意外に知らない、フクロウの驚きの能力で大実験!
- 森のハンターとも呼ばれるフクロウの耳の能力で、大実験!
- フクロウの耳は、顔の両側にあり、左右で位置がずれています。
- 耳の位置が違うことによって、相手との距離を正確に測ることができ、耳に届く音の時間差で距離を測っています。
片方の耳は、上を向いており、もう片方の耳は下を向いています。 - このように、左右の耳の穴の方向が違うため、立体的に音を聞くことができます。また、円盤状の顔も、音を集める役割をしています。
- 前後左右に、バラバラに置かれた5つのスピーカーからランダムに音を鳴らす実験をしました。フクロウは、見事、音が鳴っているスピーカーの方向に振り向き、反応することができました。
- フクロウの首は、なぜ、あんなにまわるの!?
フクロウの首の骨は、何個ある? - フクロウは、首を回すことで、見える範囲を広くしているのです。
そして、両目で見ることで、相手との距離がわかります。
フクロウの首は、左右に、270度回ります。
人間の首の骨は、7個ですが、フクロウの首の骨は、14個あります。 - 骨が小さくできていて、細かく骨と骨が動くので、たくさん回ることができるのです。
- フクロウの目には、まぶたが3枚もあるの!?
その役割とは? - まばたきをする時は、上のまぶたを使います。これは、人間と同じ。
目の乾燥を防いでいます。 - 寝る時は、下のまぶたを使います。
このまぶたは、下から上に上がるまぶたなのです。 - さらに、フクロウには、3枚目のまぶたが存在します。
これは、目を保護するために使います。 - 目の真ん中から出てくる瞬膜(しゅんまく)と呼ばれるもので、木の枝に止まる時など、危険がありそうな時に、目を保護するために使います。
- 協力先
- 渡邊力生(大阪ECO動物海洋専門学校/梅花女子大学 獣医師)
- 石井未樹(神戸どうぶつ王国)
- 猛禽類医学研究所
- オウル・ファミリーフクロウのみせ
- JR西日本