2月12日(日) 放送
体育館に巨大壁画!?
静電気で大実験
体育館がキャンバスに!?静電気で巨大壁画!?
科学の力で、体育館に巨大壁画が描けるか大実験!
- 静電気を貯める実験とは!?コップとアルミホイルを使って大実験!
- コップに静電気を貯めるために、アルミホイルを外側に巻いた、プラスチックコップを2つ用意します。
- そして、細長く折ったアルミホイルを間に入れて、コップを重ねます。
- 続いて、クッキングペーパーで、塩化ビニールのパイプをこすって静電気を発生させます。
- そのパイプを、先ほどのコップの細長いアルミ部分に近づけると、アルミに静電気が飛び移り、 内側のコップにたまります。
- 静電気のしくみを知ろう!「逆さ電気クラゲ」で大実験!
- ビニールひもを細くさいて結んだものをアクリル板に乗せて、クッキングペーパーでこすります。
- 続いて、細長い風船をクッキングペーパーでこすり、これにも静電気を起こします。
- ビニールひもを空中に投げ、風船を近づけると、ビニールひもが広がり、風船の上で浮きます。
- これが、「電気クラゲ」と呼ばれる実験です。プラス同士もしくは、マイナス同士の静電気が発生し、反発して、このような現象が起きるのです。
次に、ビニールひもと風船を一緒にこすります。 - そして、風船を振り、ビニールひもを空中に投げると、ビニールひもと風船が引き合い、風船の下で、ビニールひもが浮いた状態になります。
- これが、「逆さ電気クラゲ」です。風船とビニールひもを一緒にこすると、それぞれの表面に静電気がたまります。そして、2つを離すときに、プラスの静電気とマイナスの静電気が偏って離れ、お互いに引き合うのです。
- 静電気で壁画が作れるのか大実験!その工夫は!?
- ビニールひもをアクリル板の上でこすると、くっつきます。静電気が発生した軽いものは、壁などにくっつくのです。
- ビニールひも以外にも、発泡トレイ、スポンジシート、レジ袋、発泡シート、風船を使います。
- 風船で魚の形を作り、クッキングペーパーでこすって壁にくっつけます。
- レジ袋でマンボウを作り、クッキングペーパーでこすり、壁に貼り付けます。
- このようにして、いろんなアイデアで、海の様子を描きます。
- のりやテープを使わずに、静電気の力で、壁にくっつけて、壁画が見事完成しました。
- 協力先
- 福岡亮治(大阪成蹊大学教育学部 専任講師)
- 大阪市立梅南津守小学校