12月4日(日) 放送
ボールペンで大実験!
どれが一番長く書けるのか!?
身近な文房具、ボールペン。
ボールペンには、「油性」、「水性」、「ジェル」などいくつかの種類があります。今回は、これらの種類で一番長く書けるのは、どれかを大実験!!
- ボールペンの、「油性」、「水性」、「ジェル」の違いや特徴は!?
- 書いた文字が消えにくい「油性ボールペン」。色を出す染料の他に、油が含まれています。
そのため、ねっとりとしたインクがゆっくりと出るので、長く書ける可能性があります。 - サラサラした書き心地よさが特徴の「水性ボールペン」。水性ボールペンには、水が含まれています。
少しの量で紙にしみ込むので、長く書ける可能性があります。 - 油性と水性のいい所取りした「ジェルインクボールペン」。書くときは、水性インクのように滑らか、書き終わると油性インクのようにねっとりとします。両方の長所を併せ持っているので、長く書ける可能性があります。
- ボールペンの仕組みは、一体どうなっているの!?
- ボールペンの先には、ボールが付いています。このことから、「ボールペン」という名前が付いているのです。このボールが、回転することで、インクがにじみ出て、紙に文字や絵を書けるのです。
- インクによって違いがあり、油性ボールペンは、油が多く、紙の上に、インクが乗った状態ですが、水性やジェルインクボールペンは、紙の細い繊維にインクがしみ込む、毛細管現象という現象が起こっているのです。
- 一番長く書けるボールペンはどの種類?ひたすら線を書いて大実験!
- ひたすらボールペンで書き続けること1時間。油性、水性、ジェルのインクの減り具合の特徴もわかってきました。しかし、その後、ジェルインクが、1320m書けた時点で、インクが出なくなりました。
- 次に、水性ボールペンが、1360mで、インクはあるのに、書けなくなり、途中リタイアしました。これは、さきちゃんが、水性ボールペンのペン先を紙に叩きつけたことが原因かもしれないと考えられました。
- 油性インクは、1960mまで、線を引くことができました。
- しかし、途中リタイアした水性ボールペンが一体どのくらい書けるのかを、スタッフが実験したところなんと、3420mも書くことができました。
- 協力先
- 石津大(文房具ソムリエ)
- ゼブラ