11月27日(日) 放送
大実験!
色が変わるクッキング
科学の力を使って、食材の色を変える!?
色が変わるカップケーキやカラフルな焼きそばなど、色が変わるクッキングで大実験!
- 色が変わるカップケーキの作り方とは!?
- 卵白に砂糖を加え、メレンゲ状にしてから、卵黄、水を混ぜます。
そこに、小麦粉とムラサキイモパウダーを入れると、紫色になります。 - その中に、重曹、塩、片栗粉、ホワイトチョコ、豆腐、氷砂糖のどれかを入れると、「緑」になります。
- それぞれ、生地に入れて、レンジで約1分、加熱してきます。
すると、重曹を入れた生地が、緑色になりました。 - ムラサキイモには、アルカリ性になると、青色や緑色になるアントシアニンという色素が入っています。
このアントシアニンが、重曹のアルカリ性に反応して、緑色に変化したのです。 - カラフルに色変わりする焼きそばで、大実験!
- ホットプレートに、紫キャベツ入れ、水を加えて、しんなりするまで炒めます。
そこに、中華麺を加えると、緑色に変わりました。 - 中華麺には、「かん水」という成分が含まれており、独特のコシ・色・香りを生み出しています。この「かん水」は、アルカリ性で、これと、ムラサキキャベツのアントシアニンが反応して、緑色に変化したのです。
さらに、酸性である、レモン汁を加えると、ピンクに変わりました。 - たこやきレインボーにちなんで、虹色に変わる「レインボードリンク」で大実験!!
- まずは、ブルーを作るために、マロウブルーというハーブにお湯を注ぎます。
- それをおよそ3分置くと、酸化して色が濃くなり、紫色になりました。マロウブルーは、時間の経過やお湯の温度で色が変わるのです。
- そこに、酸性のレモン汁を絞ると、ピンクになり、次に、重曹を入れると緑になりました。最後に、クチナシの実を入れると、見事、黄色になりました。
クチナシの色素が、アントシアニンに勝って、黄色になったのです。
- 協力先
- 為後左依(料理研究家)