11月20日(日) 放送
重さ1t!!
指一本で車を持ち上げる大実験
重さ1トンもある自動車を、科学の力を使って、
指一本で持ち上げることができるか大実験!
- 重いものを持ち上げるために役立つ、「てこの原理」とは?
- 「てこの原理」とは、道具を使って物を楽に持ち上げる時に使う原理のこと。持ち上げる力を、下に押す力に向きを変えることで、簡単に物を持ち上げることができるのです。
果たして、どんな道具を使えば、1トンの車を持ち上げることができるのか!? - まずは2種類の木材で試してみました。
タイヤが乗った板の部分が「作用点」、四角い角材との接地部分が「支点」、そして押す部分が「力点」になります。 - 支点の位置は?持ち上げるのに使う鋼管の長さは?いろいろ試して大実験!
- 長さ2mのステンレス製のパイプを使ってみるものの、どれだけ体重をかけても車はビクともしませんでした。
- さらに、長さ1mの鋼管や、長さ2mの鋼管を使ってみますが、どれも持ち上げることができません。
- そこで、長さ5m、重さおよそ15kgの鋼管を使い、長さとその鋼管の重さが重要なポイントだということがわかりました。
- 果たして、指一本で車は持ち上げられるか大実験!
その方法とは!? - 長さ5m、重さ15kgの鋼管を使い、支点を作用点に近づけます。
- 支点から力点までの距離を、約4.5mに伸ばしたことで、重さ1トンの車を指一本で持ち上げることができました。
- 協力先
- 工藤博幸(奈良学園中学校・高等学校)