11月13日(日) 放送
体重70kgが宙に浮く!
磁石のパワー大実験
身の回りのものにも使われている磁石。磁石に電気を通すと、磁力も強力に!
電磁石のパワーで人も宙に浮くのか大実験!
- 紙幣、硬貨、金紙、鉛筆の芯など、磁石にくっつくものはどれ?
- 1000円札、500円玉、金紙、鉛筆の芯、スチール缶、アルミ缶を用意し、磁石にくっつくかどうかを実験しました。
- くっついたのは、1000円札とスチール缶だけで、それ以外はくっつきませんでした。
- 基本的に磁石にくっつくのは、金属のみで、中でも、鉄、コバルト、ニッケルなど限られたものだということがわかりました。金属でも、アルミや銅、ステンレスはくっつきません。
- 1000円札が、磁石にくっついたのは、紙幣のインクの中には、鉄が含まれているためです。
- U字磁石に鉄板をくっつけ、クリップに近づけるとどうなる!?
- U字磁石を、クリップの中に入れると、たくさんのクリップがくっつきます。
- しかし、U字磁石に鉄の板を当てて、クリップを当てると、くっつきませんでした。
U字磁石に鉄を当てることで、磁石の磁力線が、鉄の中に入ってしまいます。 - しかし、これは、磁石にくっつく鉄をくっつけた時だけです。
磁石につかない金属を当てた場合は、磁力線は通り抜けるので、クリップは磁石にくっつきます。 - 手回し発電の電磁石で、人をぶらさげることはできるのか大実験!
- 電気が流れる時だけ、磁石になる「電磁石」を利用して、人をぶら下げる実験をしました。
- 本来は、電池を使うのですが、今回は、手回し発電機を使いました。
- まずは、10個の手回し発電機を使って発電すると、無事成功。
- そのあと、7個、4個と数を減らしましたが、それも成功しました。
最後、1個の手回し発電で発電しましたが、これも見事大成功で、電磁石に人がぶら下がることができました。
- 協力先
- 福岡亮治(大阪成蹊大学 教育学部 専任講師)
- 大阪市立鶴橋小学校