10月16日(日)放送
いちばん転がるのはどれ?
コロコロ大実験!
透明の筒に、いろいろな液体を入れて転がる速さを競ったり、ビー玉やスーパーボールなどを入れて転がる距離を競ったり・・・
いろんなものをコロコロ転がして、レースをしながら大実験!
- 第1レース!「コロコロ転がる!一番速いのはどれだ!」
透明の筒に、砂糖水、サラダ油、水あめなどを入れて転がす大実験! - 水、砂糖水、サラダ油、水あめ、砂糖を透明の筒に半分だけ入れて、傾斜を転がしてみると・・・
- 水あめ:2秒31、砂糖:3秒72、水:1秒32、サラダ油:1秒87、砂糖水:1秒53となり、水が一番速く転がりました。
- 第2レース!「中身は満タン!一番遠くまで転がるのはどれだ!」
透明の筒に、水、スーパーボール、ビー玉などを入れて傾斜で転がす大実験! - 水、スーパーボール、ビー玉、チェーン、消臭ビーズを筒に、満タンに詰めます。それぞれ、傾斜で転がしてみると・・・
スーパーボール:15m10cm、消臭ビーズ:16m20cm、水:12m95cm、チェーン:13m30cm、ビー玉:14m50cmという結果になり、消臭ビーズが一番遠くまで転がることができました。 - それぞれの実験の結果の理由は!?
- 一番速く転がるレースでは、基本的には、重いものほど、速く転がるのですが、中に入っているものの形状によって、水あめのように速く転がるのを邪魔する場合もあるということがわかりました。
- 転がる距離を競うレースでは、一番重いチェーンが、一番遠くまで転がりそうに予想されがちですが、チェーンが筒の中で回るとき、空回りしてしまいます。
- これは、「慣性の法則」によるもので、筒が回転しても、空回りするため、中のチェーンはとまり続けようとするのです。 そのため、重さはあっても、それほど長い距離を転がることができなかったのです。
- 協力先
- 工藤博幸(奈良学園中学校・高等学校 教諭)
- 大阪市立敷津小学校