テレビ大阪

かがくdeムチャミタス!毎週土曜あさ9時30分~

10月2日(日)放送

大実験!!たこ虹2人が
4トンの飛行機を引っぱる![再放送]

重さ4トンの飛行機も、実は科学を使えば、2人でも引っぱることができるんです。この難題に立ち向かうのは、くるみちゃんと可蓮ちゃん。いったい、どんな方法なのでしょうか?そして、その科学の力とは!?

大実験!!たこ虹2人が<br />4トンの飛行機を引っぱる![再放送]
力を合わせてもビクともしない・・・そこへ助っ人登場!
引っぱるのは、重さ4tある19人乗りの飛行機。
用意された道具は、ロープ、けん引ベルト、手袋、リュックサック、ペットボトル、ゴムシート。

まず2人が選んだのは、「ロープ」。
けん引車が引っぱっていた部分に結び、引っぱりますが、
飛行機はビクともしません。

そこで、ロープを結ぶ場所を
車輪の近くに変更し、挑戦するものの、ピクリともせず。

その後も、引く体勢を変えたり、いろいろ工夫はしたのですが、1mmも動きません。
そこに、おなじみの工藤先生が助っ人に登場です。
科学の力を使って、再び挑戦です。

科学の力①・・・「力の分力」によるロスをなくす
引っぱる位置と水平になるよう、ロープの高さを上げました。
力が上向きに働くことによる、ロスを減らすためです。
4トン相手には、こちらも“ある力”を積み上げる必要が!
科学の力②・・・地面との「まさつ力」を上げる
くるみが可蓮をおんぶすることで、2人分の体重で力強く地面を押すことができて、まさつ力がアップするのです。
そして、「けん引ベルト」を腰にまわして、引っぱると・・・
ほんの少し、タイヤが動きました!

引っぱり続けて4時間、今度は「ゴムシート」を使います。
靴の裏にはり付けると、地面とのまさつ力がさらにアップしました。

科学の力③・・・それぞれの体重を重くする
2人は、水の入った500mL「ペットボトル」を30本、「リュックサック」に入れて背負います。
それぞれが15kgの体重が増える計算になります。
あと一歩!ここで使う科学の原理は、なに!?
2人が引っぱると、タイヤが少し動きました!
でも、引き戻されてしまいました・・・

最後に「ブランコの原理」。
ブランコと同じように、力の重ね合わせと反動を利用して、引っぱります。

そして・・・
何度も繰り返すうちに、少しずつ、タイヤが転がり出しました!

科学の力と2人のがんばりで、ついに重さ4tの飛行機が動いたのでした!
協力先
工藤博幸(奈良学園中学校・高等学校 教諭)
第一航空
詳しくはこちら
ギモンを質問する
応募する
がくやdeムチャミタス!