9月18日(日)放送
動物にカメラを装着!
何が映るか大実験!!
生き物に、小型の記録装置を付けて、その生き物の行動を記録する「バイオロギング」! いろんな動物に、記録装置を付けて、どんな映像が映るのかを大実験!
- 水族館の人気者、イルカにカメラをつけて大実験!
どうやってカメラをつけるの?どんな映像が撮れるの!? - 吸盤の上に、小型カメラをつけたものを、カマイルカの背中につけます。
①頭部の前方向
の3箇所にカメラをつけて撮影し、映像を見てみると・・・
②頭部の後ろ方向
③お腹の後ろ方向
- およそ時速55kmの速さで泳ぐため、迫力ある映像が撮れました。
後ろ方向につけたカメラには、尾の動きの速さがわかる映像が撮れており、前方向につけたカメラには、イルカの目線がわかる映像が映っていました。
- 南極のアデリーペンギンの貴重な映像を紹介!
ペンギンにつけたカメラで、わかった生態とは!? - 南極周辺にすむアデリーペンギンが、水中で食事をとっている貴重な映像を見てみると、素早く動きながら、獲物であるナンキョクオキアミを食べている様子が撮影されていました。
あるペンギンは、85分間の間に244匹も食べていることがわかりました。 - このように、バイオロギングは、カメラで撮影するだけではなく、そこからその動物の生態を観察することができるのです。
- タカに、カメラをつけると、どんな映像が撮れる!?
実験で分かったことはどんなこと? - タカの背中に小型カメラをつけ、高い建物の上から、地上目がけて飛んでくる様子をタカの目線で撮影してみると・・・
- タカ自身は、ゴール目がけて、徐々に降下するものの、タカ目線のカメラの映像を見てみるとタカの姿が映っていません。
- そこで、カメラの角度を少し下げてみると、今度はしっかりタカの頭が映っていました。
カメラの角度を変えたことで、タカは降下するとき、頭を少し下げて飛んでいることがわかりました。
- 協力先
- 荒井修亮(京都大学 教授)
- 石川恵(海遊館 飼育員)
- 奥山隼一
- 国立研究開発法人 水産研究・教育機構
- 西海区水産研究所 亜熱海研究センター
- 山根央之(近畿大学大学院)
- 生駒啓介・安井寛(日本放鷹協会 会員)
- 国立極地研究所
- ワン・ユニティ
- グリーンフィールド
- 神戸ポートピアホテル