7月10日(日) 放送
水素に野菜!!
ロケット発射大実験
暗闇で光る、大迫力のロケット!?ニンジンがロケットの燃料に!?
不思議がいっぱい、いろんなロケットの発射大実験!
- 野菜がロケットに!?ニンジンで、ロケットが飛ぶのか大実験!
- フィルムケースに、ロケットの”燃料“として、
すりおろしたニンジンと消毒などにも使われるオキシドールを入れ、フタを閉めると・・・
ニンジンに含まれる酵素と、オキシドールが化学反応を起こし、酸素が発生します。 - すると、フィルムケースの中が、酸素でいっぱいになり、
一気にフタがロケットのように、飛びました! - 野菜ロケットの“燃料”に、豆腐や納豆を使うと、どうなる!?
- ニンジンの実験と同様に、フィルムケースに、
豆腐とオキシドールを入れてフタをすると、
フタははじき飛ばされませんでした。
豆腐を加工する工程で、大豆を加熱します。
酵素は熱に弱いため、加熱することで減ってしまいます。
そのため、十分な酸素が発生せず、
フタははじき飛ばされなかったのです。
一方、納豆で実験してみると見事、フタは飛びました! - これは、加熱してから加える納豆菌の酵素が反応したからなのです。
- 本物のロケットの燃料として使われている水素。
水素ロケットを飛ばせるか、大実験! - 水素を燃料にして、ケント紙で作ったロケットを飛ばす実験に挑戦!
- 水素:酸素を2:1で混ぜたものを作ります。
それを、燃料タンクの代わりである、ビニールチューブに入れます。
電気火花でビニールチューブの先に点火すると・・・ - ビニールチューブの中で、水素と酸素が化学反応し、爆音とともに水蒸気に変化します。
- このときの強力なエネルギーで、ロケットが見事、飛びました!
- 協力先
- 工藤博幸(奈良学園中学校・高校 教諭)
- 豊能町東能勢小学校