テレビ大阪

かがくdeムチャミタス!毎週土曜あさ9時30分~

6月12日(日) 放送

鍛えるのは目!
大なわとびで大実験

簡単!ユニークなトレーニングで、どれだけ大なわとびが上達するかを大実験!果たして、トレーニング前後で、どれだけ違いが出るのでしょうか!?

鍛えるのは目!<br />大なわとびで大実験
最新の科学を使った、特殊なメガネでトレーニング!その仕組みと効果は!?
特殊なメガネは、「動体視力」と呼ばれる、動くものを見る視力を鍛えるもので、
1秒間に数回、あるいは十数回と、目の前の景色が見えたり、見えなかったりする仕組みになっています。
これをかけて、キャッチボールをすると、ボールが見えたり見えなくなったりするので、とても難しく感じます。
しかし、メガネを外して、再び、キャッチボールをしてみると・・・
ボールの動きがスローモーションのようにゆっくり見え、動きをとらえやすくなるんです!
ひもを使って、目の動きのトレーニング!?その意外な方法とは?
まずは、腕を伸ばしたくらいの距離で、ひもを横に持ち、
ひもを持つ親指に、しっかりピントを合わせながら、目だけを左右交互に動かします。
それができたら、今度は、ひもを縦に持ち、同じように上下交互に見ます。
ここで大事なのは、頭を動かさず、目だけで見ること!
人の目は、左右に動かすよりも、上下に動かすほうが難しいので、
この動きを鍛えると、大なわとびをする際、上下に動くなわを、しっかり見ることができるようになるんです。
数字を書いたチップやスーパーボールを使ったトレーニング!?
トレーニング後、大なわとびを何回とべるか大実験!
① 見たものに体を合わせる「協応動作」を鍛えるトレーニング!
1~20の数字が書かれた丸いチップを用意し、できるだけ早く、それを奇数と偶数に分けます。
1から順に、奇数は右手で左のスペースに、偶数は左手で右のスペースに分けていきます。
これをすることで、見たものにどう反応するかの能力を鍛えることができるんです。

② 応用編:眼球運動+協応動作を鍛えるトレーニング!
スーパーボールを跳ねさせて、上がってくる途中で、ボールの動きを予測して、
手で前にボールを押し出します。
目は、ボールを追いかけるので、上下に動き、手は、ボールを押すので、前後に動かす。
大なわとびは、縦の動き、そこに横向きに入るので、これらのトレーニングが効果的なのです!
協力先
吉井泉(大阪府立大学 准教授)
大阪市立滝川小学校
アプリシエイト
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