3月19日(土) 放送
トンネルの非常口に潜入!!
高速道路のナゾ
旅行やお出かけに利用する「高速道路」。その隠された工夫を、可蓮ちゃんが調査します。渋滞の測り方や非常口の行き着く先・・・次々と登場する高速道路の秘密に、可蓮ちゃんもびっくりです!
- 標識板の工夫って、なに?その理由は?
- 高速道路の渋滞は・・・
道路の上に設置したセンサーで、通過する車の台数や速度を測って調べています。
そして、管制室では、渋滞の原因は何なのか、事故は起こっていないかなど、24時間見守っています。 - 高速道路にある「非常電話」は・・・
阪神高速道路では、高架道路で300~500m、トンネル内で100mごとに設置されています。
緊急時に受話器を取るだけで、管制室に直接つながります。
案内標識板は・・・ - 文字の部分に、小さな穴がたくさんあいている看板があります。
理由は、「光を通して見えやすくするため」です。
逆光の時に、書いてあることが見えにくくなる場合があります。
でも、穴をあけて光が通るようにすれば、逆光でも見えやすくなります。 - トンネルの工夫 ―― 壁のデザインの秘密とは?
- トンネルのデザインは・・・
実は、速度を落とさせるため。
壁のデザインを見ると、出口に向かって、模様の間隔がどんどん短くなっています。 - そのため、同じ速さで走っていても、スピードが出たような錯覚が起きて、速度を落とさせる効果があるのです。
模様の間隔が狭いものと広いものを並べて見比べると、同じスピードでも、間隔が狭い方が速く感じることがわかります。 - トンネル内「非常口」の先は、いったいどこへ!?
- 【トンネルの非常口はどこにつながっている?】
A:下水道
B:数百人が入れるシェルター
C:近くにある公園
「非常口」の扉を開けると、大人が4人並んでも歩けるほど、広い階段が現れました。
登りきった先の扉を出て目にしたのは・・・
公園でした!
正解は「C:近くにある公園」。
「非常口」には、隣のトンネルや、広い駐車場につながっているものもあります。
大規模な事故や火災の際には、多くの人たちに避難してもらう必要があるため、広く、安全に救助を待つことのできる、公園や駐車場が選ばれているんです。 - 救急車や消防車といった、緊急車両用のエレベーターが備え付けられているトンネルもあるなど、高速道路にはたくさんの工夫がありました。
- 協力先
- 阪神高速道路