1月16日(土) 放送
タネも仕掛けも大公開！！
科学マジックショー
ムッシュ・ピエールが見せてくれる不思議なマジック・・・実は、タネも仕掛けも秘密は「科学」なんです！楽しくてビックリの科学マジックに、みんなもチャレンジ！
- ５００円玉はどこに消えた！？「コインを溶かす魔法の水」
- 【コインを溶かす魔法の水】
ハンカチで５００円玉をつまみ、手のひらに載せたコップをおおうようにして、中に入れました。
ハンカチを取ると、５００円玉がグラスの底に見えます。
コップに“魔法の水”を注ぐと・・・
なんと、５００円玉が見えなくなってしまいました！
コップの水をあけると、５００円玉はどこにもありません！
[ムッシュ・ピエールのタネあかし]
本当は、５００円玉はグラスの中ではなくて、下にあったのです。 - ポイントは、「屈折」と「全反射」。
物は、光が反射して目に入ってきた時に、見えます。
つまり、人は反射した光で物を見ているのです。
光は、違う物質を通る時、進む方向が曲がります。
これを「屈折」といいます。 - 空のコップは屈折がほとんど起こらないので、５００円玉が見えます。
しかし、水を入れると光の屈折が起き、コップが鏡のようになる「全反射」という状態になります。
だから、角度によって、５００円玉が見えなくなったのです。 - 上からの角度の場合は、屈折や全反射の影響をあまり受けないため、水を入れても５００円玉がちゃんと見えます。
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- 【秘技！新聞破り】
のれんのように２か所に切り込みを入れた大きな新聞紙を、きれいに３分割する科学マジックです。
[ムッシュ・ピエールのタネあかし]
ポイントは「風圧」。
力は弱い方、２つの箇所のどちらかに集中してしまうので、２枚と１枚になってしまいます。
そこで使うのが「風圧」、空気の力です。
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- 【何でも透視する筒】
テーブルの上には、ドク、咲希、可蓮の似顔絵が描かれた、３枚の青いセロファン紙。
咲希が、その中から１枚選んで茶封筒に入れ、さらに白い封筒に入れます。
照明にかざしても、中身は見えません。
ところが・・・
封筒を照明にかざして、筒で見たムッシュ・ピエールは、見事に中の絵を当てました！ - [ムッシュ・ピエールのタネあかし]
ポイントは「光の反射」。
封筒を二重にすると、すける光より、表面に反射する光の方が強すぎて、中は見えません。
しかし、筒を使って反射する光をさえぎることで、封筒をすけてくる光だけになり、中が見えるのです。 - ⇒「おうちで簡単実験」PCページはこちら
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- 協力先
- ムッシュ・ピエール
- 北野貴久（神戸村野工業高等学校 教諭）
