8月29日(土)放送
必見!
スーパー小学生のスゴい技!!
スーパー小学生――天才スケボー少年と、大道芸のスペシャリストが登場!そのスゴ技にはどんな原理が隠されているのか、科学の目で解き明かします!
- ジャンプでボードがくっついてくるのは、なぜ?
- スーパー小学生の一人目は山本勇くん、小学6年生。
スケートボードのスペシャリストです。
スケートボードに興味を持ったのは、小学2年生の時。
5年生の時には、カナダで開催された「2014スケートボード世界大会アマチュアクラス」で優勝。
さらに、今年はプロのクラス「2015スケートボード世界大会プロクラス」で4位に入った実績の持ち主です。
実は、勇くんの技には、科学の秘密が隠されています。
勇くんがジャンプした時、スケートボードが一緒にくっついてきます。
何の原理が含まれているのか・・・それは、「てこの原理」。
てこの原理は、力点、支点、作用点の3つがポイント。
左方向へ進む場合、右足が力点、後ろの車輪が支点、そして左足が作用点になります。
ジャンプする瞬間、力点である右足をふみ込むことで、後輪を支点に、ボードが大きく上がります。
その時、作用点となる左足の摩さつ力によって、ボードをコントロールしているのです。 - 小学生スペシャリストの指導で中国ゴマに挑戦!その原理とは?
- もう一人のスーパー小学生は、杉浦こはねちゃん、小学6年生。
大道芸のスペシャリストです。
中国ゴマを自在に操り、さらに、何本ものこん棒を使って、2人でジャグリング。
そして、大きな玉に乗りながら、なわ跳びもできます!
最後は、積み上げた5段の筒の上で、バランス芸を披露(ひろう)してくれました!
実は、お父さんも大道芸のスペシャリスト・パクパクりゅうじさん。
こはねちゃんは3歳の頃に、お父さんのバルーンアートのまねをして大道芸を始めたそうです。
こはねちゃんの指導で、ドク、くるみ、咲希の3人が中国ゴマに挑戦します。
右から左に転がして、右手だけ太鼓をたたくように振る――難しい中国ゴマですが、3人ともなんとか成功!
中国ゴマは、回すとどうして安定するのでしょうか?
それは、「ジャイロ効果」!
回転数を増やすことによって、コマの軸が安定します。 - スーパー小学生のスペシャルコラボ!スゴ技大公開!!
- 最後に、勇くんと、こはねちゃんがスペシャルコラボを披露してくれました。
「元気売りの少女~浪花名歌五十選」に合わせて、まず勇くんがスケボーの技を。
そして、こはねちゃんにバトンタッチ!
こはねちゃんは、筒に板を載せた上で、ジャグリング。
そのこはねちゃんの周りで、スケボーを操る勇くん。
2人の見事な技に、ドク、くるみ、咲希は拍手喝さいです!
- 協力先
- 山本勇(スケートボードのスペシャリスト)
- 杉浦こはね・パクパクりゅうじ(大道芸のスペシャリスト)
- 北野貴久(神戸村野工業高等学校 教諭)
- NARA SNOWBOARD CLUB