8月8日(土)放送
簡単!
科学の力でひんやりスイーツ
暑い季節のおやつは、やっぱり冷たいスイーツ。そこで、夏のスイーツクッキングに挑戦です。科学の力で、ひと味違う楽しいクッキングを紹介。夏休みの自由研究にも使えます!
- ゼラチンと寒天でゼリー作り。2つの違いはどこ?
- 教えてくれるのは、料理研究家の為後先生。
【お水にちゃっぽ~ん ぷるぷるフルーツゼリー】
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ゼラチンと寒天を使って2種類のゼリーを作ります。
ゼラチンは、加熱しすぎると固まりにくくなるので、80℃くらいのお湯で溶かします。
一方、寒天は、水に入れて加熱し、沸とうさせます。
ゼラチンは沸とうさせない、寒天は沸とうさせるという点が、ポイント。
味つけはサイダーとレモン汁。
レモン汁は最後に入れます。 - ゼリーを冷やすのは、「氷」と「塩」の科学の力で!?
- ゼリーを冷やせば完成。
でも、冷蔵庫は使いません。
為後先生が取り出したのは、「氷」と「塩」。
氷は、溶ける時に、まわりの熱をうばうことで物を冷やします。
氷に塩を加えると溶けやすくなるので、どんどん溶けて、たくさん熱をうばうことができ、より冷やすことができるのです。
最大でマイナス20℃くらい。お家の冷凍庫くらいの冷却力があるんですって!
氷に塩を加えると溶けやすくなるのは、「凝固点(ぎょうこてん)」という、凍(こお)る温度が下がるから。
この現象を「凝固点降下」と言います。 - 冷蔵庫なしでもアイスクリーム作りができる!?
- 【トッピングはお好みで♥ アイス・オン・グラノーラバー】
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アイスクリームも手作りです!
アイス液を冷やすのは、先ほども活躍した「塩氷」。
盛りつけも工夫して、ひんやりスイーツのできあがり!
でも、ドクがゼラチンで作ったパイナップルのゼラチンゼリーは、固まっていません・・・
パイナップルには、「タンパク質分解酵素」が含まれているため、ゼラチンが固まらなかったのです。
タンパク質分解酵素は、加熱すると働かなくなるので、加熱するか、缶詰を使えば、
ゼラチンでもパイナップルゼリーができますよ。
- 協力先
- 為後左依(料理研究家)