テレビ大阪

かがくdeムチャミタス!毎週土曜あさ9時30分~

8月1日(土)放送

かわいい寝顔がいっぱい!
夜の水族館

夜の水族館に咲希ちゃんが潜入です。そこには、いろんな動物たちの眠るかわいい寝顔がいっぱい!実は、そんな姿には理由がありました。昼間には見られない動物たちの様子を大公開!

かわいい寝顔がいっぱい!<br />夜の水族館
ラッコ、アシカ、アザラシ・・・一番の食いしん坊は?
今回は、咲希が夜の海遊館におじゃましました。
海遊館は、深さ9mもある大きな水槽(すいそう)に、巨大な体のジンベエザメをはじめ、約620種類3万匹もの海の動物が暮らす、世界最大級の水族館です。

まずは、「ラッコ」。
アラスカなど寒い所に生息しています。
海遊館のラッコは、日によって寝る場所や姿勢が変わるそうです!

続いては、「カリフォルニアアシカ」。
群れになって行動をする習性があるため、夜も身を寄せ合って寝ていました。

そして「アザラシ」。
群れを作らず生活をしているので、夜も離れて眠ります。

ここでクイズ。
海遊館の動物の中で、一番の食いしん坊は、どれでしょうか?
【海遊館で一番の食いしん坊はどの生き物?】
A:ラッコ  B:アシカ  C:アザラシ

正解は「A:ラッコ」。
ラッコは体重が約20kgなのに、1日のエサの量は約3kg。
野生のラッコは、1日に約8kgも食べることがあるんですって!
海遊館のラッコのエサは、主にイカやアジなどで、おやつにはカニも!

実はラッコは皮下脂肪がありません。
だから、たくさん食べることで、体温を維持しているのです。

ラッコとは対照的に小食なのが、「ジンベエザメ」。
体長約5m、推定体重約1tという大きさなのに、1日のエサの量は約8kg!
エビの仲間の「イサザアミ」やプランクトンを食べています。
夜の水槽(すいそう)に展開する、イワシのふしぎな行動とは!?
海遊館では、動物たちに夜を知らせるため、水槽の照明を夜になると変えています。
夜の海へと様変わりした水族館で、日中と様子が違うのが、「イワシ」。

ここでクイズ。
昼間のイワシは、水槽全体に大きな群れを作って同じ方向に泳いでいますが・・・
【昼とは違う イワシの夜の動きとは?】
A:横一列になって泳ぐ
B:小さな群れになって泳ぐ
C: 一匹ずつ自由な方向に泳ぐ

正解は「B:小さな群れになって泳ぐ」。
夜になると、敵から身を隠すため、水面近くで小さな群れになって泳ぎます。
びっくり!ペンギンの寝姿・・・その理由は!?
自然界で生き抜くための工夫をしているのは、イワシだけではありません。
ペンギンは、くちばしに毛が生えていないので、脇の部分にはさんで温めています。
そして、寒い地表になるべく触れないように、なんと、かかとだけで立って寝ていました!

東南アジアに生息する「コツメカワウソ」は、水族館の人気者。
野生のカワウソは、夜になると、濡れた体を木などでこすり、体を乾かして寝る習性があります。

そこで、飼育員さんが、体をふくための麻袋でおびき寄せ、一緒に寝室へ。
カワウソは、麻袋で体をふいて、その中に入って朝まで眠ります。
協力先
海遊館
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