7月25日(土)放送
夏だ!祭りだ!
これが夜店の必勝法
夏といえば、お祭りに夜店。ムチャミタスも夏祭り気分全開です。今回は、お祭りの必勝テクニックを科学の力で解明します!
- 射的/コルクのパワーを上げるコツって、なに?
- スタジオには夜店のセットが並び、咲希、咲良も、浴衣姿ですっかりお祭り気分!
科学の力で夜店を楽しむ方法を紹介してくれるのは、おなじみの福岡先生。
まずは「射的」から。
ドクが挑戦します。
景品の箱は倒れるものの、棚から落ちてくれません。
福岡先生にコツを教えてもらいましょう。
それは、先にレバーを引いてから、コルクを詰めること。
射的は、空気の圧力でコルクを飛ばします。
先にレバーを引いておくと、たくさんの空気が入った状態でコルクを詰めることになるので、パワーを出すことができるのです。 - 景品を落とすにはどこをねらう?その理由は?
- 射的でもう一つ重要なポイントは、ねらう場所。
【景品を落とすには、どこをねらう?上、まん中、下のうちどれ?】
正解は・・・「上」。
これは、シーソーと同じで、「てこ」の原理を使います。
シーソーの場合、同じ体重の人同士でも、遠い場所に乗った方が下がります。
実は、シーソーの軸の部分が、射的の景品では、倒れる時に床と接している部分になります。
だから、同じ力でコルクが当たっても、上の部分をねらった方が、倒れる力が大きくなるのです。
シーソーと射的が同じ科学って、おもしろい!
さらに、上の端っこをねらうと、回転がついて転がり、落ちやすくなるんですって! - 大公開!科学が教える わなげ攻略法
- 次は、「わなげ」に挑戦。
日本ワナゲ協会公認講師の長谷川さんに、わなげ攻略のコツを教えてもらいました。
[わなげ攻略法① 回転]
フリスビーのように回転をかけて投げます。
ただし、回転をかけすぎると、ねらいにくくなるので、適度に!
これは、回転すると物は安定するという「ジャイロ効果」の利用です。
[わなげ攻略法② 輪の角度]
輪は、水平ではなく、台の傾斜と同じ角度で、放物線を描くようにやさしく投げます。
台と平行になると、棒に刺さる輪の面積が一番大きくなるからです。
放物線に投げるのは、台の傾斜と同じ角度を保つために、回転をつけてジャイロ効果を行うため。
こうすると、輪は安定して、そのままの角度で飛んでいきます。
ヒザの屈伸を使って投げるのもポイント。
[わなげ攻略法③ 握手するように]
輪をまっすぐに飛ばすには、目標と握手するイメージで投げます。
- 協力先
- 福岡亮治(大阪成蹊大学教育学部 専任講師)
- 長谷川俊雄(日本ワナゲ協会 公認講師)
- 日本ワナゲ協会
- イベント21