テレビ大阪

かがくdeムチャミタス!毎週土曜あさ9時30分~

6月6日(土)放送

水の上を歩け!
忍者は科学者だった

いろんな術を駆使する忍者。その仕掛けの秘密とは?今回は、くるみが「くノ一」に変身、忍者に秘められた科学を探ります!

水の上を歩け!<br />忍者は科学者だった
忍者屋敷のからくりを解剖!敵をだますには?
今回の担当は、くるみと真依。
「甲賀の里 忍術村」で、紫の忍者の装束に身を包んだくるみが、女忍者に挑戦です!

案内してくれるのは、白影さん。
忍者は「科学者」と言ってもいいくらい、忍者の技にはいろんな科学が隠されているんですって。

まずは、「からくり甲賀屋敷」。
甲賀忍者の子孫が暮らしていた建物です。
180度回転する木の壁。「どんでん返し」と言って、敵から素早く身を隠すために作られた扉です。

次に、ロープを引くと、天井から階段が降りてくる「かくし階段」。
階段は、滑車を使って、一人でも素早く出し入れできるようになっています。
ヒントは動物!?くるみが忍術に大挑戦!
歩くと床がきしみ、音がする「うぐいす張り」という仕掛けの廊下。
外から敵が入って来た時、足音で侵入に気づくように、歩くと音が鳴るようになっているんです。

この仕掛けをクリアするための忍術が、「キツネ走りの術」。
キツネが歩く時は、ほぼ一直線。
それをまねて、廊下の木の上を直線に歩くことで、音を鳴らさずに歩くことができます。

クイズ。【観察力に優れた忍者が、時間を知るために見る「ある生き物」とは?】
A:ハト   B:ネコ   C:クモ

正解は・・・ネコ。
「ねこの目時計」と呼ばれているそうです。

忍者たちは、外にいるネコの目を観察・・・
光が差し込む量によって形が変わる瞳孔。
そこで、細くなった目は「太陽が高く昇るお昼の時間」など、瞳孔の形の変化を見て、時間を確認していたんですって。

アメンボからヒントを得て開発したのが、「水蜘蛛(みずぐも)の術」。
水上歩行器を使って、水の上を歩く忍術に、くるみが挑戦!
これは、物体が押しのけた水の重さ、それと同じ力で水を押し上げようとする力「浮力」を使っているんです。
水上歩行器に乗り、長いさおを使って、池の向こう岸まで水の上を進みます。
針と葉っぱで作る「忍びの道具」って、なに?
クイズ【「針」と「葉っぱ」で作る忍び道具とは?】
A:注射器   B:方位磁石   C:傘

正解は・・・「方位磁石」
針を作る鉄は、もともと小さな磁石からできています。
でも、磁気のS極とN極がバラバラの方向に向いていて、磁力がない状態。
そこで、針を熱して冷ますと・・・S極とN極の向きがそろい、磁力が生まれます。
その針を、水に浮かべた葉っぱの上に乗せると方位磁石になるんです!
協力先
甲賀の里 忍術村
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