5月16日(土)放送
投げて 落として 転がして!
回して回して大実験
生卵か、ゆで卵かは、回せばわかるってホント!?だ円形のボールが真っ直ぐ飛ぶのは、いったいなぜ!?今回のおでかけシリーズは、回転おもしろ実験に挑戦します!
- アメリカンフットボールのボール――だ円形なのに真っ直ぐ飛ぶのはなぜ!?
- 今回は、大阪市立玉川小学校6年生のみんなと実験です。
担当は、くるみと真依。おなじみの工藤先生が一緒です。
まずは、超能力のような実験から・・・
生卵か、ゆで卵か、割らずに見分ける方法って、知っていますか?
なんと、回せばわかるんですって!
よく回転するのがゆで卵で、止まるのが生卵。
ゆで卵は、中が固まっているから、重心がブレずに、よく回転します。
生卵は、中が液体なので、重心がブレます。だから、あまり回転しません。
今回の実験テーマは、「回転」です。
次は、アメリカンフットボールのボールを使って、実験。
このボールは「だ円形」。なのに、選手が投げると、まっすぐ飛んでいきますよね。
近畿大学アメリカンフットボール部デビルズの高谷選手と小梶選手に実演してもらいます。
彼らの投げたボールは、まっすぐ相手のところへ!
スローで見ると、進む方向を軸にして、ボールがクルクル回転しながら飛んでいました。
つまり、回転させて投げると、回転する軸の方向にブレずに飛ぶのです。
これを「ジャイロ効果」と言うんですって。
工藤先生が教えてくれました。 - みんなでフライングリング投げ――うまく飛ばすコツって?
- 続いて、「ジャイロ効果」がわかる実験に挑戦です。
道具は、ペットボトルの胴体を切り、片方の口にビニールテープを数回巻いた物――名付けて“フライングリング”!
このリングは、普通に投げると、軽いので遠くに飛びません。
でも、アメフトのボールと同じように、回転させて投げると、ジャイロ効果で遠くに飛ばすことができるんです。
【たこ虹がキャッチャー クラス対抗 フライングリング投げ】
1人1個フライングリングを投げ、くるみと真依が網でキャッチできた数を競います。
先攻は2組。キャッチャーは真依!
回転させて投げるのはかなり難しいようで、みんな苦労している様子・・・
2組は2ポイント獲得しました。
続いては、気合い十分のくるみがキャッチする1組が挑戦!
くるみの頑張りもあり、合計7ポイント獲得!
1組の勝利となりました! - 巨大ヨーヨーに挑戦!はたしてちゃんと戻って来るのか!?
- 次の実験は「ヨーヨー」。
ヨーヨーは落ちて行く時に回転していますが、この回転が、上がってくるためのポイントです。
ヒモがあるヨーヨーは高さによる「落ちる速さ」が「回転する力」に変わります。
そのため、下に行くほど、回転が速くなります。
そして、ヒモが伸びきると、上向きに反発。
回転は続くので、ヒモを巻き取って、上がっていくんです!
そこで、巨大ヨーヨーで実験!
重さも必要になるとのことなので、
鍋ぶたを4枚使った、重さは約1kg。ヒモの長さは5mある
巨大ヨーヨーに、くるみが挑戦します!
体育館2階ギャラリーから落とした巨大ヨーヨー・・・
くるみ、見事にキャッチ成功です!
- 協力先
- 工藤博幸(奈良学園中学校・高等学校 教諭)
- 大阪市立玉川小学校
- 近畿大学アメリカンフットボール部デビルズ