4月11日(土)放送
先生も知らない!?
黒板には驚きがいっぱい
学校の教室に欠かせない「黒板」。当たり前にありすぎて、意識したことのない物だが、いったいどうやって作られているのだろうか?今回は、可蓮が黒板工場へ潜入。そこで見つけたのは・・・!?
- これも黒板!?可蓮が見つけた意外な物とは!?
- 今回の担当は、くるみと可蓮。黒板工場へおじゃまするのは可蓮です。
工場で迎えてくれたのは、黒板作りのプロ、西堂大和さん。
教室にある黒板はもちろん、工事現場で使う小型の黒板や、人型の黒板など、いろんな黒板を作っています。なんと、専用のクレヨンで書く雨に濡れても大丈夫な黒板まであるんですよ~。
それでは今回のクイズ!
「それ」を見つけた可蓮・・・『えっ!?あれも黒板!?』
【可蓮が見つけた意外な黒板とは、どんな黒板なのでしょうか?】
A:ペラペラの黒板 B:真っ赤な黒板 C:球体の黒板
スタジオ観覧に来てくれた17人のお友だちの予想は・・・A:3人、B:4人、C:10人
可蓮が見つけた意外な黒板とは・・・『すごい!赤色!』
正解は「B:真っ赤な黒板」でした。
ほかにも黄色や青など、いろんな色の黒板を作っています。
カラフルな黒板は、ヨーロッパでは、インテリアとして家庭でも使われているんですって。 - 学校の大きな黒板はこうして作られていた!
- みんなが学校で目にしている黒板――
まず、最初に使われる材料は、鉄板のロール。重さは、なんと1.5t!
この鉄板に塗料を塗り、ベニヤ板を貼り合わせて作ります。
作業① まず、鉄板を、必要なサイズにコイルカッターで切る。
作業② 次に、鉄板とベニヤ板に、接着剤を付着させる。
そして、ここから職人技の出番です。
作業③ 鉄板とベニヤ板を、職人さんが貼り合わせる
職人さんが2人がかり。息の合った職人技で、鉄板とベニヤ板の間に空気が入らないよう、すばやくピタッ!
作業④ 最後に、ピンチローラーでしっかりと押さえつけて、完成。
あとは、必要なサイズに切れば、みんなが使っている黒板のできあがりです。
「塗装ブース」でも職人さんが活躍中。特殊な塗料を吹き付けて、黒板を作ります。
均一な量で正確に吹き付けていく職人さん。フチから塗料が垂れることはありません。 - 音楽室の黒板――五線譜の「線」はどうやって引いている?
- きれいにまっすぐな線が引かれている音楽室の黒板。
実はこの線は、職人さんたちの手作業で引かれていたのです。
しかも、驚きの“ある道具”が使われていました。
ここで問題。
【音楽室の黒板の線――職人さんたちは、いったい何を使って引いているのでしょうか?】
A:ストロー B:注射器 C:職人さんの爪
スタジオ観覧のみんなの予想は・・・A:7人 B:9人 C:1人
正解は・・・「B:注射器」
職人さんは定規を当て、注射器を使って塗料を出しながら、線を引いていたのでした。
同じ分量の塗料を出しながら線を引くのは、とてもむずかしいんですって。
キレイに引けるようになるまで、3~4年かかったと言う職人さん。
まっすぐ描かれた線は、大変な努力の成果だったのですね。
『せっかくだし、作ってみます?』西堂さんの一言に、可蓮は大喜び!
早速、黒板塗料の吹き付けに挑戦します。
でも、端っこに、塗料が乗り過ぎてしまったみたい・・・
塗料を乾かした黒板に、文字型のプリントシールも貼りました。
最後は、「線引き」にもチャレンジです。
『すごい失敗しそう・・・』と言いながらも、思い切りよく引く可蓮・・・
少しムラが出ましたが、初めてにしては上出来!
できあがった小型の日付入り黒板。
たこ虹の今日の目標や反省などを書くのに使う予定です。
では、可蓮の今日の反省は・・・?
『もうちょっと緊張せずに、いろいろ言えたらいいな』
だ、そうです。
最後は・・・くるみから、ドクと可蓮にクイズです。
『こちらのチョークは、“あるもの”が含まれているんですけど、何だと思いますか?』
ドクは『キャベツの芯』
可蓮は『ティッシュ』
正解は・・・『実は、卵の殻が含まれている』
卵の殻をリサイクルして、環境に優しいチョークが作られているんですって。
他にも、再利用したホタテの貝殻を含んだチョークもあるんですよ。
- 協力先
- コンゴープロダクツ