落語ツアーの最後の3日間を、浅草で行ったという鶴瓶。その際、落語会が終わった日の真夜中に、とんねるずの木梨憲武から電話で呼び出され行ってみると、そこでは芸能界の豪華メンバーが飲んでいたという。「滝川クリステル、小栗旬、黒木メイサ、鈴木京香、松本潤、佐藤浩市」とその場に居た顔ぶれをあげる鶴瓶に、「オールスターやん!そのメンバーに混じれたん?」と松嶋は驚愕する。「みんなが俺を求めるねん」と鶴瓶は、ちょっぴり得意げ。ひとしきり飲んで、帰ろうとする鶴瓶に気づいた嵐の松本潤がなんと、「タクシー、拾いますね」と道に出て、鶴瓶のためにタクシーを止めてくれたという。
一方、松嶋はデビュー当時まだ人前でタバコを吸うことを遠慮していた頃の話を始める。トイレで隠れてタバコを吸っていた松嶋は、その姿を松竹芸能の大先輩の正司敏江師匠に見つかったらしい。「『あんた、こっちおいで!』って呼ばれて怒られるかなって思っていたら、みんなの前で『この子、タバコ吸うからここで吸わせてやって』って言ってもらってん」という。じつは優しかった敏江師匠。これをきっかけに、みんなの前でタバコを吸うデビューを果たせたと話す。
今度は、最近のおバカタレントについて物申す松嶋。「辻希美は坂本竜馬のことを、馬の物語だと思ってたらしい」と鶴瓶が言うと「え〜!そんなレベル?」と松嶋は上から目線。「お前もよく似たもんやん」と鶴瓶に言われると「私は、利にかなってる」と言い切る松嶋。だが、「『豚骨って牛?』とか『私、選挙権ある?』って聞いてたやん(笑)」と過去の失言を指摘されてしまう。そこで反省した松嶋は「そうやねん。ちゃんとせなアカンと思うねん」と言って、最近気づいた間違って覚えていた言葉を次々と上げていく。
また、「お客さんの注文をメモしたらアカン喫茶店でバイトしてたから、20人くらいやったら注文を覚えられるで」と言い出した松嶋。そこで、最前列に座っている観覧者たちに、お客になってもらってオーダーを取ってみることに。それぞれバラバラにドリンクメニューを注文するお客さんたちに、「アイスですか?ホットですか?」とまで、丁寧に確認していく松嶋だったが…。
「今日はラフな格好ちゃう?」と松嶋に指摘されているのは、謎の外国人。初登場の先週は、羽織袴で決めていたが、今回はTシャツにジーンズと超お気楽ファッションで待っていた。 謎の外国人に出身地を聞くと「ニューヨーク」という返事が。「都会っ子やん!」と興奮する松嶋。「ナイアガラの滝の近くやねん。カナダにもあるけど、ニューヨーク州にもナイアガラ市があるねん」と謎の外国人は続ける。 この他にも「アメリカ人は奥さんのことを“ハニー”とか“ダーリン”って呼ぶけど、何て呼んでんの?」、「アメリカの歴史って300年くらいやけど、どの時代から習うの?」など、松嶋は気になることを次々質問していく。
※差し入れは、岩手県北上市にある「ラ・タヴェルナ・ヅルチッシマ」の「クレーマ・カタラーナ」。