半蔵の証言により、王はスインとフェリョンを放免し、彼らに罪を被せたビョンジェに牢行きを命じる。スインを案じ見舞いに訪ねた半蔵は自分のせいで罪を着せられたことを詫びるが、スインは発破の時に半蔵に助けられた恩を返したかったのだと話す。また、ウォンシンは半蔵に、ユンガンと疑ったことを詫び、許しを請うが…。

ソンを撃った銃使いが火薬を使っていたことが判明し、火薬技術者が連行される。さらに、銃使いが連れ去った奴婢がヨナだったことを知り、動揺するスイン。半蔵と銃使いの接点に気づいたスインは半蔵を訪ね、彼の部屋でユンガンに渡した羅針盤を見つける。だがその矢先、スインは銃使いの火薬を作った疑いで捕まってしまう。

夜遅く家に戻った半蔵をウォンシンが訪ねてくる。何者かがソンを銃殺し、その家の奴婢を連れ去ったと話し、半蔵に揺さぶりをかけるウォンシン。ソン氏銃殺事件の捜査で火薬のことを聞かれたスインは、半蔵に頼まれて作った火薬のことを思い出すが、知らぬ振りをする。ソンの事件の話を聞いたヘウォンは父と銃使いの関与を疑い…。

半蔵はウォンシンとともに火薬の発破試験を見に向かう。だが、スインの奮闘もあえなく発破は失敗。さらに急な発火が起き、半蔵は身を挺してスインを助ける。ウォンシンは新たな火薬技術者を手に入れるため、女好きの刑曹判書ソンにヨナを売ることに。それを知った半蔵はヨナを何とか助けようとスインにある火薬の調合を頼む。

山中で村人たちに囲まれた半蔵とスインは岩場に逃げ隠れる。かつて一緒に銃使いから逃げたことを思い出す2人。そして、ユンガンを生涯忘れられない人だと話すスインに、半蔵は胸を痛める。ユンガンが必死でヨナを捜す中、ウォンシンはヨナを奴婢として雇う。ウォンシンは半蔵がユンガンであることを確かめるため家に呼び…。