イ・イニムの悪事を告げるため明に赴いたイ・ソンゲは、息子のイ・バンウォンを人質として預ける代わりに、イ・イニム討伐のため、1ヶ月の猶予を与えられる。そんな中、イ・ソンゲと口論の末に決別したチサンは、イ・イニムのもとに身を投ずる。イ・イニムはそれが罠だと気付かぬまま、スリョンゲの忠告を無視して王宮へと向かうが……。
時は流れ1387年。イ・イニムは権勢を誇り、?(ウ)王は酒色に溺れたふりをしながら、反撃の機会を窺っていた。そんな中、?(ウ)王は明の使者にイ・イニムの先王暗殺を記した書簡を託すが、それを知ったイ・イニムは、ジョングンに使者を襲撃させる。明との一触即発の事態に、イ・ソンゲはチサンを連れて都に戻り、使者の遺体を見つけようとする。
イ・イニムの屋敷を包囲したイ・ソンゲだが、全てはイ・イニムの罠だった。イ・ソンゲの窮地を救うため、イ・ジランがわざと矢を受け、そこへ通りがかったヘインによって助けられ、カン氏の屋敷に身を寄せる。一方、ジョングンはヒョミョンのもとを訪れ、誤ってヒョミョンを殺害してしまい、そこへやって来たチサンに罪をなすりつける。
父親を殺したのがヒョミョンだと知って衝撃を受けたチサンだが、ムハク大師の説得を受けて、ヘインとの結婚を決意する。一方、モニノ擁立の画策を続けるイ・イニムだが、そこへチェ・ヨンが帰京する。形勢不利に追い込まれたイ・イニムだが、意外にもチェ・ヨンはモニノの即位に賛成する。イ・イニムはパニャの処刑を命ずるが……。
パニャの生んだモニノを新王に擁立しようとするイ・イニムは、生母の身分が知られることを憂慮してパニャを追放し、官僚たちの弱みを握ってモニノの擁立に同意させる。そんな中、チサンはヘインと婚礼を挙げる決意をする。それを知ったジョングンは、式の邪魔をしようとならず者を雇うが、約束の時間になってもチサンは現れない。