スイン、プングム、ミオは同じ日に出所し、再会を約束して別れる。スインはパン店“マンス製菓”で住み込みで働くことになる。プングムは簡易宿、ミオは息子のいる施設に泊まることに。一方、嫌々ながらお見合いをしたドジンは、思いがけず相手のボギョンに気に入られてしまう。ボンニョはウソクに、スインは30年前の自分のようだと話す。スインはマ会長から慰労金を差し出されるが受け取らず、謝罪を求めるが…。
ウォンジェからテサンへの復讐を持ちかけられたスインはそれを拒み、自分なりに復讐しようとパン職人を目指し始める。10房にはヨンオクが転房してきて再びにぎやかに。一方出所したボンニョはイムンの家で世話になることになり、ウソクがイムンの娘婿だと知って驚く。ウソクは製パンの授業を通してスインを見直し始め、ボンニョはテサン宅を訪ねエンナンに無実のスインを刑務所から出すよう訴える。
スインはパン工場に視察に来たテサンと鉢合わせする。あくまで罪を認めないテサンにパンを投げつけ、懲罰房に入れられるスイン。そんな彼女にウソクはパンを差し入れて励ますのだった。ボンニョは特赦で釈放が決まる。彼女を慕っていたスインらは、涙ながらにボンニョと再会を誓う。一方、テサンの長女ジュランは年下の男といるところを写真に撮られ、スキャンダルの渦中に。怒ったジュランの夫ウォンジェはスインの前に現れて…。
製パン技術を教えるため刑務所にやってきたウソクは、スインと再会する。スインは10房の3人に心を開くようになり、彼女たちはミオの父親の死をきっかけに結束を固めていく。そんななか、ミオの息子クァンテンが施設に送られる日が決まる。一方、シンファはスイン逮捕の一件で企業イメージがダウンしていた。その改善案としてジュヒは刑務所と提携することを提案。スインら訓練生はシンファのパン工場で働くことになるが…。
スインは懲役2年の刑を言い渡される。彼女が送られた韓国女子刑務所の10房にはボンニョ、プングム、ミオとその息子のクァンテンがいた。打ちひしがれ、生きる気力を失うスイン…。ウソクは差出人不明の手紙を受け取る。幼い頃の記憶がない彼は、手紙に書かれていたとおり春川の希望保育院で過去の手がかりを見つけようとする。難癖をつけられ、ヨンオクとケンカになったスインらは、刑務所長の命令で製パン技術を学ぶことになり…。