黒幕の一人が西京派のキム内議令だと知ったワン・ソは開国寺の開眼式の日に襲撃をかける。一方、開眼式での商売を終えたシンユルは帰途、川に落ちそうになったところをワン・ウクに救われる。その夜、味方のいない定宗はワン・ソに内議令の襲撃と父の秘密武士のことを訊ねる。そんな中、ワン・ソとシンユルは奴隷市場で再会する。
見つけた刺客から、父を傷つけた剣に毒が塗ってあったと知り、急いで開京へと戻るワン・ソ。だが皇帝はすでに瀕死の状態。父から幼き日に皇宮を追放した理由を聞き、涙を見せるワン・ソ。父の描いた理想の高麗を目指すため、ワン・ソはヨウォンとの国婚と陰謀の黒幕をあばく決意をする。その頃、シンユルもまた開京にやって来る。
義兄のせいで結婚を強要されたシンユルは婚約者がいると嘘をついてしまい、あわてて花婿探しをすることに。そんな時、彼女は暴走する馬車から自分を救ってくれたワン・ソに一目惚れしてしまう。嫌がるワン・ソを偽花婿に仕立て上げ、なんとか婚礼を挙げたシンユルは大喜び。恩人だと言う彼女に不運の皇子ワン・ソはとまどう。
不吉な星、破軍星のもとに生まれた皇子ワン・ソはある事件のせいで幼くして金剛山に追放される。成長後、父、ワン・ゴンに呼ばれて皇宮に戻ったワン・ソだが、そこに刺客が侵入、ワン・ゴンが傷を負ってしまう。ワン・ソは刺客を追って開封へとやってくる。そこでは渤海最後の王女、シンユルが青海商団を率いて商売をしていた。