交際相手ジサンの子を妊娠していたミンジョン。しかしジサンの父の事業が失敗したことを知り、貧しい生活を憎むミンジョンは取り乱す。一方、父が経営する大手アパレル会社に勤めるジェヒは、野心を実現するため新たな計画を考える。そして採用試験に来ていたミンジョンに目を付ける。ボリが韓服を学んでいることを知ったミンジョンは猛反対し、ヘオクは実の娘の願いを優先しボリの裁縫道具を燃やしてしまう。
検事となったジェファは長興支庁に赴任する。スボンは、ウンビが失踪直前に作った袋をイナが隠し持っていることに気づき、兄夫婦が事故に遭った時に現場にいたのではないかと疑う。一方、クッパ店を手伝う傍らオクスから韓服を学んでいたボリは、その素質を認められる。オクスの弟子となることになりボリは決意を新たにする。同じ頃、ミンジョンもイナに韓服を学びたいと願い出るが、断られてしまう。
ミンジョンの卒業式にやってきたボリとヘオク。地下鉄で乗り合わせた老婦人に韓服を包んだ荷物を預けたボリだが、電車を乗り違えたことに気づき慌てて降りてしまう。その老婦人はスミで、韓服を見てオクスが仕立てた物だと気がつく。卒業式にボリとヘオクが現れたことに動揺し、2人を無視して追い返そうとするミンジョン。一方、ジェファの異母妹のカウルはアメリカから留学をやめて帰ってきてしまう。
ウンビを失い消沈しているところに針線匠(チムソンジャン)としてピスルチェを任せるとスミに言われ、やるせない気持ちになるイナ。一方、ジェヒが秘密を守らなかったと誤解したジェファは、ジェヒに急に冷たい態度を取るようになり、2人は犬猿の仲に。同じ頃、ミンジョンは母に置き手紙を残してソウルに発つ。15年後、明るく育ったボリはヘオクが経営するクッパ店の手伝いをし、ミンジョンはソウルの大学に通っていた。
記憶を無くし名前すら思い出せないウンビをヘオクは“ボリ”と名づける。ヒボンの死に罪悪感を抱き、ピスルチェに居場所がなくなったオクスはソウルを去ることを決意する。一方、ウンビを捜す手立てとしてスボンとイナは絵画大会を開くが、ミンジョンの絵がウンビの絵と酷似していることに驚きを隠せない。大会で優勝し、ピスルチェの援助で勉強ができることになったミンジョンは自分には両親がいないと嘘をつく。